2023年2月21日千葉県で開催された『風の谷・がん哲学外来カフェ in いちかわ』1周年記念【樋野興夫先生講演会『主体的に隣人となる』〜『暇げな風貌』&『偉大なるお節介』〜】の多数の写真が、カフェの代表:中村純子氏から送られて来た(添付)。 【風の谷カフェの中村です。 先日はお忙しい中ご講演いただき、ありがとうございました。 念願の風の谷こども園での講演会とカフェを開くことができ、スタッフ一同気持ちを新たにしております。 心より感謝申し上げます。 スタッフカメラマンより写真が届きました。 送付させていただきます。―― 樋野先生のお優しい笑顔がとても素敵です。】 大いに感激した。
2023年2月22日、筆者が新渡戸稲造センター長を務める新渡戸記念中野総合病院での毎月開催されている『第531回新渡戸グローバルCPC(Clinico-Pathological Conference)』に出席した(主催:新渡戸記念中野総合病院・脳神経内科、新渡戸脳研 内原俊記部長)。 今回は、『1年次研修医の司会の下、山根道雄副院長により臨床提示、東京医科歯科大学病理医による病理提示、その後、総合討論、そして北川昌伸病理診断診断科部長の閉会挨拶』であった。 臨床医、病理医、臨床研修医との純度の高いCPCであった。【CPCとは,剖検例の肉眼的,顕微鏡的病理所見と臨床所見との関連について双方の立場から意見交換をし,詳細な病態および死因の解明に向けて検討を行うものである】と紹介されている。 誠実なスタッフの準備の姿には、大いに感動した。 まさに、CPCは、『医師は生涯書生である』の修練の場である。 病理医、病理学者でもある筆者にとっては原点でもある。 日々勉強である。
2019年3月 順天堂大学病理・腫瘍学教授を定年退職して名誉教授を拝命した翌月『新渡戸稲造記念センター』が設立され、センター長に就任し『がん哲学外来』が定期的に開催されている。【『新渡戸稲造記念センター』は、東京医療利用組合(現・東京医療生活協同組合)の初代組合長(理事長)である新渡戸稲造(1862-1933)博士の志こころざしを日本の国内外へ広め、実践する拠点となります。 そして『がん哲学外来 in 新渡戸稲造記念センター』が開設される運びとなった。】と謳われている。 歴史的大事業を実感する日々である。
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