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執筆者の写真樋野 興夫先生

第104回 「波が 打ち寄せる岬」 〜 「どうでもいいことがらに 無関心である」 〜

 海の日(7月23日)、スポーツの日(7月24日)で、連休である。 筆者は、読書の時間が増えた。 今朝、長島愛生園の 神谷美恵子(1914-1979)の研究者である 田中真美 先生(立命館生存学研究所、「長島愛生園の人びと」現地実行委員会責任者)から、メールを頂いた。 {関係ない事柄に囚われない 樋野先生の言葉にも 共通しますが、神谷美恵子も 言っています。 神谷美恵子の言葉、「もっとも高貴な人生を生きるには 必要な力は 魂の中に備わっていて、ただし、それは どうでもいいことがらに 無関心であることが 条件である」にも通じると思います。 これは神谷は自省録からも学んでいます。―― 『自省録』は日本で初めて 神谷美恵子が翻訳しました。 『自省録』は マルクスアウレリウスの静かな瞑想の時に 記されたと神谷は解説しています。 「絶えず波が 打ち寄せる岬のようであれ。 岬は巌として立ち、水の泡立ちはその周りで眠る」}

新刊『聖書とがん~「内なる敵」と「内なる人」~』の仕上げの時である。

第1部:聖書とがん

第一章、第二章、第三章、第四章、第五章

第2部: 「21世紀のエステル会」

第一章 「この時のためであるかもしれない」

第3部: 「心に咲く花」~ がんと共に生きる ~

第一章 種を蒔く人

第二章 ユーモア(You more)の実践

第三章 心の花

まさに、新刊の3部作は、三角形の「重心・内心・外心」ではなかろうか!

信じる心 : 重心 (空っぽの器)

自分を見つめる心:内心 (内側を支える)

他者を見つめる心:外心 (外側を支える)



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