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執筆者の写真樋野 興夫先生

第127回 「榊原寛 先生 追悼」 〜 愛に満ちたユーモアを常に忘れない先生の輝き 〜

 Happy New Year! 2021年の幕開けである。


 年末(2020年)の大きな出来事は、お茶の水(OCC)メディカル・カフェの代表の榊原寛 先生(添付、HPページからの写真)が、79歳で、ご逝去されたことである(2020年12月24日)。 思えば、筆者は、「順天堂大学医学部 病理・腫瘍学教授」時代の 2012年5月26日(土)にOCC(お茶の水クリスチャン・センター)での第1回『お茶の水(OCC)メディカル・カフェ』に赴いた。 『第1回は、2012年5月26日(土)でした。柏木哲夫先生の「生きること、寄り添うこと」の記念講演会がありました。』とのことである。


『お茶の水(OCC)メディカル・カフェ』に参加されていた多くの人から「とても残念です。OCCで榊原先生の司会が お聞きできないのは とても寂しいです。 あのダジャレを懐かしく思います。 榊原先生が天に凱旋され、神様のみもとで安らいでおられる事を思い、お祈りさせていただきます。」、「いつも柔和な榊原先生でした。 今年初めのお茶の水の講演会に 車椅子でいらっしゃたのを拝見して、弱られたと感じておりましたが‥ クリスマスイブに召されたのですね。」、『榊原先生のご召天に心痛みます…。OCCに集われた大勢の方々が、愛に満ちたユーモアを常に忘れない先生の たたずまいに、「牧師」という肩書きを とても身近に感じられたことと思います。 大きなお働きを感謝いたします。 ご自身の死の後に残していかれる輝き、心に刻みます。』、「榊原先生のご逝去、本当にびっくりで言葉もございません。 お茶の水メディカルカフェでの ユーモアあふれる司会のお姿が 忘れられません。残念です。」、「榊原先生が 主のもとに12月24日クリスマスイブに召されたこと。-- 2012年5月からの榊原先生のユーモアあふれる お茶の水メディカルカフェを思い出しております。追悼記念講演会の開催をお願いします。」、「榊原先生の体調が思わしくないことはお聞きしておりましたが、こんなにも早い召天になられるとは思いもしておりませんでした。-- 榊原先生への感謝をきっと多くの方々が表す時を願っておられることと思います。」、「-- イスラエル合同取材旅行などご一緒させて頂いた事などが、次々に走馬灯のごとく様々な出来事が浮かんでまいります。若い頃、ご長男を亡くされ辛く寂しい思いをされた事も思い起こしました。 個人的にも可愛がって下さり、有難い大切な方でした。 天の御国での再会を楽しみにしております。 奥様とご家族の上に、主の励ましと慰めが満ち溢れますようにお祈りします。」、「榊原先生が 病の中でも、 メディカルカフェに 最後まで尽くして下さったことに 敬意を覚えて感謝します。 温かく迎えて下さった先生のことを思い出します。 奥様やご家族に深い慰めがありますように。 追悼講演会も期待します。」、などなどの多数のメセージが送られてきた。 涙無くして、語れない!


 榊原寛 先生の「お茶の水(OCC)メディカル・カフェ」の案内文には、『「患者・医療スタッフ・専門家との対話を重視したサロン形式のカフェ」。提唱者は順天堂大学教授 樋野興夫先生。 OCCでの開設がモデルケースとなり、教会が地域社会において期待される役割を果たすきっかけとして、伝道への大きな足掛かりになればと願っています。』(メディカルカフェ | お茶の水クリスチャン・センター)と謳われている。 想えば、山崎製パン株式会社の飯島延浩 社長とOCCの隣のレストランで、「がん哲学外来・カフェ」について面談し、榊原寛 先生を紹介されたのが 鮮明に思い出された。 オペラ歌手の飯島由利江 氏からは「-- 私もお知らせを頂き驚いていたところです。社長も追悼の会はお考えだと思います。」と、 さらに、OCCの理事の方からは、「-- ご遺志を受け継ぎながら、メディカルカフェを継続していきたいと願っています。」との 心温まる真摯な決意のコメントを頂いた。 今年(2021年)、「榊原寛 先生 追悼記念講演会」が、企画される予感がする。



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