『榊原寛 先生 追悼』の番組『その生涯と働きを偲んで』が送られてきた(https://www.youtube.com/watch?v=xBUph3CAy5U
)。「衛星テレビ放映後、本日よりYouTubeからも配信されましたのでご案内致します。ぜひご覧ください!」とのメールを頂いた。
涙無くして語れない! 大学病院から出て、街の中での「がん哲学外来・カフェin 御茶ノ水」は、Medical Townのモデルとなった。 筆者にとては、忘れ難き人生の想い出である。 『榊原寛 先生の想い出』が、出版される予感がする。
2009年から継続されている『吉田富三記念 がん哲学外来 in 福島県立医大臨床腫瘍センター』に赴いた。大変、有意義な充実した時であった。 面談のご夫婦との記念写真は、「人生の宝物」となろう! 面談の部屋の本棚にあった『吉田富三先生の想い出』(著者:菅野晴夫、発行者:内田宗壽、発行所:吉田富三顕彰会)第1部(2012年;〜 133頁)、第2部(2016年;〜 383頁)を頂いた。 菅野晴夫先生 (1925〜2016) は、吉田富三 (1903〜1973) の愛弟子である。 第1部は、既に以前に読んでいたが、第2部は、今回 拝読した。 「勇気と決断の士」、「自分は 病理学者としては とてもフォーマルな病理学者とは言えない、インフォーマルな病理学者であり、インフォーマルな人間である。」、「優れた資質が 英才教育によって磨かれ、大形の花を咲かせたものと思われる」が、新たな「言葉の処方箋」となった。 まさに、「吉田富三・菅野晴夫 = 賢明なリーダーとイニシアチブ」の人物であり、筆者とって 癌研時代の菅野晴夫 先生との邂逅は、「生涯の贈り物」となった。 「先に生ぜし者は、のちを導き、後に生ぜし者は、先を訪う。」の実感である。
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