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執筆者の写真樋野 興夫先生

第130回 互いに いたわり合う 〜 もしかすると、この時のため 〜

更新日:2021年1月24日

 埼玉医科大学総合医療センター(ブレストケア科 北條 隆 教授 主催)での『がん哲学外来』の赴いた。 医学生も同席した。 大変真摯な医学生であった。 「よい医師を目指すにあたり、本日のがん哲学外来は良い刺激になったようです。 今後ともよろしくお願いいたします。」との励ましのメールを頂いた。 また、「初診の患者さんは、自分のことを話す時間があるということが うれしかったと喜んでいらっしゃいました。 ―― いろいろと考えないように 意識して過ごされていたようですが、誰かに 自分のことを話す そういった時間も 大切であることを添えさせていただきました。」との心温まるメールも頂いた。 大変貴重な時となった。


その後、出版社の方と面談した。 新刊『コロナ哲学』が発行される予感する。 聖書の言葉、10箇所が、鮮明に蘇ってきた。


1) もしかすると、この時のため (旧約聖書 エステル記4章14節)

2) 安心して行きなさい (旧約聖書 サムエル記1章17節)

3) 心配したりするのは やめなさい (新約聖書 ルカ福音書12章22節)

4) みなに仕える者に なりなさい (新約聖書 マタイ福音書 20章26節)

5) 患難が忍耐を生み出す (新約聖書 ローマ人への手紙 5章3節)

6) 試練とともに、脱出の道 (新約聖書 コリント人への手紙 第1 10章13節)

7) 互いに いたわり合う (新約聖書 コリント人への手紙 第1 12章25節)

8) 一粒の麦(新約聖書 ヨハネ福音書 12章24節)

9) だれが罪を犯したからですか (新約聖書 ヨハネ福音書 9章2節)

10) ゆだねなさい(新約聖書ペテロの手紙第1 5章7節)


東京女子大学の理事会に出席した。 大変有意義な、充実した理事会であった。 東京女子大学の初代学長は、国際人 新渡戸稲造(1862−1933)である。 1)帰国子女の9月入学 2) International School の卒業生(6月卒業)の9月入学の検討の時代的到来ではなかろうか? 筆者のwifeは、International Schoolの小学校の校長である。 国際性を備えたバイリンガルの学生の育成は、時代的要請であろう。 まさに、東京女子大学の歴史的出番である!

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