立花隆 氏(1940-2021)が、ご逝去された。 立花隆 氏との対話『がん哲学 〜 立花隆氏との対話〜』(to be出版;2009年、DITEX版;2011年)(添付)と 第99回日本病理学会の市民公開シンポジウム(2010年)が 鮮明に想い出された(添付)。 早速、市民公開シンポジウムに参加されていた方から、「新宿京王プラザホテルでの病理学会で 大会長 樋野先生と 対談なされたのを聞かせていただきました。 あのー、あのーと言う口癖を 数えてみたりしました。 柳田先生が基調講演、盛大な病理学会、―- ありがとうございました。」、「本当に残念な訃報でした。 ぜひ今の日本、世界を掘り下げてほしいと思っていたところでした。 樋野先生との対談も、多くの方の記憶に刻まれ、読み継がれることでしょう。」との心温まるメールを頂いた。 涙無くして語れない! また、「知の巨人 = 立花隆様のご冥福をいのります! “医の巨人”= 樋野興夫 様の益々のご活躍をいのります!」、「貴著“がん哲学” EDITEX版を再読致しました。 故人のデータ、エビデンスに基づく取材、記事等は他に類を見ませんでした。 お元気な姿で、来年あたりコロナ感染騒ぎを総括して頂きたかったと思います!」、さらに、昨日(2021年6月24日)取材をうけ、「医の巨人の先生に 知の巨人のことを お聞きでき光栄です。」との励ましのメールを頂いた。
その後、筆者は、ルーテル学院大学でのZoom講義『総合人間学』 (10:20〜12:00)に赴いた。 『楕円形のこころ』(春秋社 発行)の教科書を用いて、第一話『楕円形の精神で生きる』から音読しながら、
1)楕円形は懐が深い
2)尊いいのち
3)ほんものの教え
4)人生の目的を考える
5)多様性の統一
6)肝臓から学ぶ平和論
を学んだ。 真摯な多数の質問があり、大変充実した時となった。 午後は『現代生命科学』(14:30〜16:10、16:20〜18:00)の講義で、教科書『カラーで学べる病理学』から『感染症』、『代謝異常』の授業を行なった。 コロナ時代、『感染の予防と制御』は、タイムリーな内容で、最近 毎日、話題になっている「マスク着用、ワクチン接種」についても さりげなく語った。 「『感染症』に対する概念が 世界観、人生観、ひいては日常の決断や行動をも時には決定する」ことを実感する日々である。
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