筆者は、2021年8月18日(9:45〜17:40)AMED (国立研究開発法人日本医療研究開発機構) 肝炎等克服実用化研究事業(B型肝炎創薬実用化等研究事業)課題ヒアリングのWeb会議に 外部有識者(評価委員)として出席した。 大変勉強になった。 思えば、筆者の医学博士論文(1984年)は、『肝癌症例におけるB型肝炎ウイルスDNAの組み込み頻度と 肝癌発生におけるその評価』であった。 癌研時代の論文『Hino O., et al.: Detection of hepatitis B virus DNA in hepatocellular carcinomas in Japan. Hepatology 4: 90-95, 1984)』、さらに、アメリカ合衆国のニューヨーク州にあるアルベルト・アインシュタイン医科大学(Albert Einstein College of Medicine)時代の論文『Hino O.,et al.: Hepatitis B virus integration site in hepatocellular carcinoma at chromosome 17;18 translocation. Proc Natl Acad Sci USA 83: 8338-8342, 1986』が鮮明に想い出された。 これらが筆者の病理学者の原点となった。
この度、東久留米カフェのスタッフでニュースレター『心のSpring water (湧き水)』(日本語版と英語版)を担当されている猪口由紀子 氏から「ミニ本『Okiちゃん言葉の旅:Oki-chan's journey to memorable words』(仮)(日本語版と英語版)のキャラクターである「Okiちゃん」を添付します。 Okiちゃんが 言葉の旅をはじめて、最後にOkiちゃん先生になる というコンセプトです。 キャラクターは表紙と裏表紙、ならびに本文の数カ所に登場する予定です。」との連絡が届いた。 「冗談を実現させる胆力」には、大いに感動した。 完成が楽しみである。 『Okiちゃん言葉の旅:Oki-chan's journey to memorable words』(仮)の映画作製の時代的到来でもなかろうか! その時は、管理人;ゴリラ🦍(目白がん哲学外来カフェ代表 森尚子 氏)の先導で、「樋野動物園」メンバーも参加されることであろう! 映画の中で、田島玲子 氏が『ほっとけ 気にするな』を大熱唱されたら、アメリカでも上映され、歴史的大事業となろう。 これこそ、新渡戸稲造(1862-1933)の理念の3か条:「間断なき努力は進歩の要件」&「自分の力が人に役に立つと思うときは進んでやれ」&「意志は人なり」である!
いよいよ、『日めくり 言葉の処方箋』の英語版が完成である(添付;いのちのことば社・Forest Books)。 今年は、遠藤周作(1923−1996)没25年である。 『沈黙』は映画化(日本語版、英語版)されている! 遠藤周作は、「人間が続くかぎり、永遠の同伴者が求められる。 人間の歴史が続くかぎり、人間は必ず、そのような存在を探し続ける。」と、また、1981年マザー・テレサ(Mother Teresa, 1910−1997)が来日の時、『マザー・テレサの愛』で「愛をもっとも 高く燃やしてくれた人」と記述している。 さらに、マザー・テレサからの手紙「God bless you through your writing」で、遠藤周作は 苦難を 支えられたと聴いたものである。 『to be 〜 ブレない人物 〜』の訓練の日々である。
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