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執筆者の写真樋野 興夫先生

第162回 「日の出」 〜 間断なき努力 〜

 『ニュースレター日の出』創刊号(2021年9月15日)が、田中真美 先生(立命館大学生存学研究所客員研究員/ ホスピタリテイ人間教育研究所 代表理事)から送られて来た(添付)。 筆者は、巻頭言『新渡戸稲造(1862-1933)・内村鑑三(1861-1930)―>前田多門(1884-1962)―>神谷美恵子(1914-1979)の流れ』の執筆の機会が与えられた。 「今年、3月8日の講演会に きていただきました。 樋野先生のお誕生日(3月7日)の次の日でした。 講演後、京都駅にて、樋野先生と神谷永子さまと私の3人で お誕生日の祝いをさせていただき、その時、話しているうちに誕生しました『ニュースレター日の出』、ようやく出来ました。」とのことである。 大いに感動した。


『長島愛生園の人びと」展覧会は、3月1日から3月27日まで、立命館大学国際平和ミュージアムで開催。 京都には、今年1月14日から2月28日まで緊急事態宣言が発出されて、展覧会会場となる国際平和ミュージアムは臨時休館になり、展覧会は開催出来るかどうか、非常に心配しました。 2月末に緊急事態宣言解除され、3月1日から無事開館になり、展覧会は開催出来ました。 3月8日の樋野先生の講演会はリモートにはなりましたが、立命館大学平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルームにて、僅かなスタッフや知り合いは着席させていただき、動画撮影にて配信。 コロナ禍にありましたが、東京から遠路、京都市北区衣笠キャンパスまで足をお運びくださり、本当にありがとうございました。 「長島愛生園の人びと」展覧会は会期中、中断することなく、期間中、スタッフ、来場者からコロナ陽性も1人も出すことなく無事に1ヶ月終了しました。 本当に守られた1ヶ月だったと思います。 京都をはじめ、大阪や兵庫県の方々が多かったですが、東京や九州から来場された方々もありました。 展覧会をご覧になった方々からは、いろいろな感想を頂きました。』との心温まるメールを頂いた。 「生きることについて考えたこと、どのような状況が与えられても 自らの光を求めて生きる、希望をもち生きる事を教えられたと。 コロナで自粛生活が続いて しんどい思いをしていたけど、展覧会をみて、長島愛生園で生きた人びとに励ましと力をもらったなどの感想もありました。 来場者の方々から、会場受付をしていたわたし達も 励ましや力を頂きました。 2019年10月29日の愛カフェ7周年の樋野先生のお写真も掲載しています。」とある。 来年(2022年)は、10周年記念講演会が企画されるようである。 楽しみである。


『小金井カフェニュースレター』8月号が荒畑浩美 氏から、『桜の樹』ニュースレター vol 4が代表:山本ひろみ 氏から「2周年記念の時の先生のお写真と岡倉天心のエピソード使用させていただいています。」と、『空っぽの器友の会』ニュースレターが、代表:彦田かな子 氏から、それぞれ送られて来た(添付)。 全国で、皆さまが、真摯に熱意を持って、継続的に活動されている姿に接し、ただただ感服である。 まさに、自分の「役割と使命」の遂行である。 新渡戸稲造の下記の言葉が鮮明に蘇る日々である。


1) 間断なき努力は進歩の要件

2) 自分の力が人に役に立つと思うときは進んでやれ

3) 心がけにより 逆境も 順境とされる







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