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執筆者の写真樋野 興夫先生

第169回 『わたしのランターン』 〜 人生の道を勇ましく前進 〜

 2021年10月18日、新渡戸稲造記念センターから、東京情報大学 看護学部1年生のZoom講義『病理学』(3時限目13:10〜14:40、4時限目:14:50〜16:20)に向かった(千葉県千葉市)。 教科書『病態生理学』を用いて、「血行障害」、「炎症と修復」、「免疫および免疫疾患」を音読しながら授業を進めた。 約100人の学生が聴講していた。 学生は真摯に音読してくれ、大変有意義な時であった。 コロナが収まれば対面授業をしたいものである。


 2021年10月19日 恵泉女学園の史料室を見学した。 恵泉女学園の歴史と創設者の河井 道(1877-1953)の生涯を改めて学んだ。 河井 道は、1887年スミス女学校(現在:北星学園 女子中学高等学校)(北海道札幌市)に入学し、当時札幌農学校で教えていた新渡戸稲造(1862-1933)と邂逅する。 1896年上京し、津田梅子(1864 - 1929)に学ぶ。 1898年 新渡戸稲造 夫妻に伴われて渡米し、 ブリンマー大学に入学する。 帰国後1929年 恵泉女学園を設立する。 河井 道は、創立10周年を機に、『”My Lantern”(わたしのランターン)』著した(1939年)。筆者は、若き日『わたしのランターン』を拝読したものである。 「わたしの歩んできた人生の道で わたしのランターンのために ろうそくをわけてくださった友人」、「よりよいゴールにむかって 人生の道を勇ましく前進させる」の文章に赤線が引いてある。


2021年10月19日「21世紀のエステル会」のメンバーの田鎖夕衣子 氏から『ひとりで 死なせはしない』(関野和寛 牧師 著;日本キリスト教団出版局)が送られてきた(添付)。「日本人牧師、アメリカでコロナ患者を看取る」、「緊急の呼び出しを受け、向かう先はコロナ病棟/ 感染大国の医療現場で、最前線に立つチャプレンの奮戦記」と紹介されていた。 早速、完読した。 大いに感動した。 また、今日(2021年10月20日)は、『稲造精神とララ物資』(大津光男 著)が、著者から送られたきた(添付)。 読書の日々である。





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