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執筆者の写真樋野 興夫先生

第177回 『種まく人』 〜 「進んでやれ」〜

 2021年12月15日恵泉女学園大学での恵泉チャペルアワーでメッセージ『種まく人』をする機会が与えられた。【種を蒔く人が種蒔きに出て行った。蒔いている間に、ある種は道端に落ち、人に踏みつけられ、空の鳥が食べてしまった。 ほかの種は石地に落ち、芽は出たが、水気がないので枯れてしまった。 ほかの種は茨の中に落ち、茨も一緒に伸びて、押しかぶさってしまった。 また、ほかの種は良い土地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。】 (ルカの福音書8章5〜8節)。まさに、『からし種』である。「どんな種よりも小さいのですが、成長すると、どの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て、その枝に巣を作るほどの木になります」は、「時代を超えて、時代を愛する」原点であろう。終了後 大日向雅美 学長、舘野英樹 事務局長、学長室メンバーの皆様と、学長室で懇談した。大変、有意義な時であった。学長が撮ってくださったお写真が、事務局長から送られてきた(添付)。大いに感動した。ただただ感謝である。人生の忘れ得ぬ良き想い出となった。


その後、多摩市立グリーンライブセンターでの『恵泉多摩がん哲学外来カフェ・スペシャル』(添付)に赴いた。早速、多摩がん哲学外来代表:大木貞嗣 氏から「樋野先生 今日の多摩がん哲学外来にお越しいただき、ありがとうございました。――、会話も充実していました。参加者の方々からの再開への強い要望もあり、スタッフの打ち合わせで――再開することにしました。」との励ましのメールを頂いた。

1)病気になったとき、人はどのように感じ、何を考えますか?

2)家族は、どのように患者さんを 支えることができますか?

3)周りの人は、どのように患者さんを 支えることができますか?

4)人の支えは、患者さんに、どのような効果をもたらしますか?


「自分の力が人の役に立つと思う時は進んでやれ」の実感の日々である。多摩センター駅から、多摩市立グリーンライブセンターの緩やかな坂道の散策には、大いに心が癒された。




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