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執筆者の写真樋野 興夫先生

第185回 『恩恵を數える』 〜 たくさん残っている 〜

2022年2月9日、筆者が、理事長を務める恵泉女学園の創立者:河井道(1877年7月29日−1953年2月11日)記念礼拝に出席した(恵泉女学園中学・高等学校)。 恵泉女学園は、1929年4月創設である。 今回のメッセージは、84歳の高校8回生の卒業生が、河井道の逝去の1年前(1952年)の文章『恩恵を數えること』を拝読された。 大変感激した。 「将来の行先が判然しませんがでも、―― 不幸と思う中にも幸福を見出し、悲しみの中に喜びを生み出し、――」とある。


恵泉女学園大学のCAMPUS GUIDEの『KEISEN』に、『理事長メッセージ』を依頼された。 【現代は、「表面的なhappy」vs「内から湧き出るjoy」の違いの考察の時ではないでしょうか! 女子教育に 大いなる理解を示した新渡戸稲造(1862-1933)が、援護した河井道は、まさに、『種を蒔く人になりなさい』の実践であります。 「優雅な感情を養うは、他人の苦痛に対する思いやりを生む。 しかして他人の感情を尊敬することから生ずる謙遜・慇懃の心は礼の根本をなす」&「欣然たる面貌、快然たる微笑をもて」(新渡戸稲造)は、「教育の原点」ではないでしょうか!】


最近、人間の年齢に興味がある。 「アブラムがハランを出たとき75歳(創世記12章4節)」、「アブラムが、――、99歳になったとき(創世記17章1節)」、「モーセは80歳(出エジプト記7章7節)」。 まさに、「あなたは年を重ね、老人になったが、まだ占領すべき地がたくさん残っている。」(ヨシュア記13章1節)である。



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