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執筆者の写真樋野 興夫先生

第189回 人生の原点 〜 良き想い出創りの場 〜

2022年3月9日 早稲田大学エクステンションセンター(新宿区西早稲田)より、2022年春講座【『がんと生きる哲学』〜医師との対話を通して「がん」と生きる方法を考える〜】の案内が届いた。 全5回(午前10:30~12:00、4月9日、5月14日、5月21日、6月4日、6月18日)予定とのことである。

目標

がんとともに暮らすことを知り、がん患者と対話し、がん患者に寄りそう方法を受講者自らがみつけ、笑顔になることをめざします。

講義概要

「がん哲学」とは、生きることの根源的な意味を考えようとする患者と、がんの発生と成長に哲学的な意味を見出そうとする医師との対話から生まれました。 病理学者として、科学としての癌学には哲学的な考え方を取り入れていく領域があるとの立場に立ち『がん哲学』を提唱しています。 日本人の半分ががんになる時代、好むと好まざるとにかかわらず、多くの人ががんと一緒に生きる方法を見つけなければなりません。 授業では教科書の読みあわせと解説をしつつ、受講者とのディスカッションを中心に講義をすすめます。 がんとともに生きている患者さん、がん患者の家族や身近に患者がいる人、医療従事者等のがん患者に寄りそいたいと思うかたすべてが対象です。

テキスト

『がん細胞から学んだ生き方 「ほっとけ 気にするな」のがん哲学』(へるす出版)(添付)


と紹介されるようである。 受講して頂ければ、大いなる喜びである。 「人生の良き想い出創りの場」となれば、幸いである。


3月11日(金)は、筆者が理事長を務める恵泉女学園の大学(多摩キャンパス)の人文学部と人間社会学部の卒業式に赴く。 母校の鵜鷺小学校(鵜峠と鷺浦の中間に位置する)の卒業式で、来賓が言った言葉「ボーイズ・ビー・アンビシャス」(boys be ambitious) は、筆者の人生の原点でもある。 卒業式は生徒の忘れ得ぬ「人生良き想い出創りの場」となろう!



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