2022年3月15日第89回「がん哲学外来メデイ・カフェ@よどばし」に赴いた(添付)。 定例の『365日の紙飛行機』の歌で始まった。 今回は、「人は思うよりも 一人ぼっちじゃないんだ すぐそばの 優しさに 気づかずにいるだけ」が心に染みた。 早速、『先生の言葉の処方箋を、始めは、意味がよくわからなくても何度も聞き、何度も自分で言うことで、少し意味が分かるような気がしてきます。「365日の紙飛行機」も、何度もこのメディカル・カフェで歌っていると、思わぬところの言葉に気づき、教えられることがあります。始めから全部分からなくても それでいいですか?』との質問を頂いた。
「先生が、小学生から受けた質問で印象に残っているものを教えてください。」、「知識を教えることは出来ますが、心を教えることの難しさを感じます。何か特別なことをしておられますか。」、「現在、メタバースというインターネット上の仮想空間が注目を集めて、どんどん発展しているようですが、そのような中で、人間同士の生の繋がり薄れていって、結局孤立化が進んでいるようにも思いますが、どう思われるでしょう。」、「樋野先生は月に何冊も本を読まれていますが 選ぶ本のジャンルはなんですか」などなどの質問が続いた。
『先生のご著書のなかで「センス・オブ・プロポーション」という言葉を知りました。 何が大切で、何がどうでもいいことなのかを 判断するセンスということですが、センスを磨くために、また磨いたセンスを行動に移すために、何を心がければよいでしょうか。』との貴重な質問も頂いた。 『いい覚悟で生きる』(小学館)を拝読されたようである。 また、「樋野先生が天国で新渡戸稲造や、矢内原忠雄や内村鑑三に会って、話したいことはなんですか?」とのユーモア溢れる質問には大いに感動した。 そして、中島みゆきの『糸』を歌って終えた。
2022年3月17日早朝、『昨夜は揺れの激しい地震、停電、そして今朝はエレ
ベーターがまだ停止していて6階の事務所まで階段での歩行でした。― 9月
11日「新渡戸稲造生誕160周年記念シンポジウム ~ 新渡戸稲造と聖書 ~」も
入れておいてください。』との心温まる励ましのメールを頂いた。
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