2022年4月20日は、 順天堂大学 保健医療学部 診療放射線学科の2コマ『病理学概論』&『がん医療科学』、そして、大学院修士課程(医科学コース)講義【発がん機構総論】の授業であった。『病理学概論』では、教科書『カラーで学べる病理学』(NOUVELLE HIROKAWA)の「病理学の領域」、「細胞・組織とその障害」の箇所を、『がん医療科学』では、教科書『楕円形のこころ ~ がん哲学エッセンス』(春秋社)の「楕円形は懐が深い」、「尊いいのち」、「ほんものの教え」、「人生の目的を考える」、「多様性の統一」、「肝臓から学ぶ平和論」、「あなたの細胞」、「がんは賢い」、「がんの姿」、「がん哲学の誕生」を音読しながら進めた。真摯な学生の姿勢には、大いに感服した。
【発がん機構総論】では、スライドを持ちいながら授業を行った。 【癌細胞の形態:(1)構造異型:細胞の配列や極性の消失などの組織構築の異常 (2)細胞異型:細胞や核の大きさ。形、染色性。クロマチン構造などの形態学的異常 血行性転移:(1)「解剖学説 anatomical theory」(2)「種子と畑説 seed and soil theory」】
Guiding principle of carcinogenesis
1) Cell type specific carcinogenesis
2) Stage specific carcinogenesis
3) Strain difference in carcinogenesis
4) Federal headship carcinogenesis
5) Rehabilitation of cancer cell
がん学の新時代の形成力を求めて:20世紀はがんを作る時代であった。 日本は化学発がんの創始国である。 21世紀はがんを遅らせる研究で、再び世界をリードする時である。「がんの原因論」を明確し、「がんの制御」の根拠を示し、「がんの進展阻止」の実際を示す。Intentional Delay (天寿がん実現)を語った。
大学職員の心温まる配慮で、資料はプリントして用意して頂いた。 大いに感動した。 10か条(添付)は好評で、学生からは多数の質問も寄せられた。 大変有意義な充実した『3連チャンの授業』の1日となった。
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