2022年6月2日 ルーテル学院大学 現代生命科学Iの『病理学』の講義に赴いた。 今回は、『「血液凝固と血栓症」:止血機構、血栓症とは、血栓形成の3要因、血栓の種類:動脈血栓、静脈血栓、混合血栓、単純血栓、血栓性素因、血栓による結果と影響
「塞栓症」:動脈性塞栓、静脈性塞栓、脂肪塞栓症、空気塞栓症、
「虚血と梗塞」:梗塞の種類:貧血性梗塞、出血性梗塞、壊死、繊維化、
「浮腫」:浮腫の成因・原因、浮腫の種類、
「ショック」:ショックの種類:低容量性ショック、心原性ショック、閉塞性ショック、血液分布異常性ショック、ショックによる結果と影響、
「高血圧」:本態性高血圧、二次性高血圧、高血圧の合併症:心疾患、血管病変、「炎症とは」、「炎症の基本病変」、「急性炎症のしくみ」:局所の血管反応、血球成分の遊走、炎症にかかわる細胞:多形核白血球、リンパ球、単球、マクロファージ、線維芽細胞、血管内皮細胞、炎症に関与する細胞由来の化学伝達物質:血管作動性アミン、アラキドン酸代謝産物、サイトカイン』について「カラーで学べる病理学」の教科書を用いながら授業した。 真摯に教科書を音読する学生の姿勢と多数の質問もありには、 大いに感動した。 「教育の本質」の確認の時でもある。
2022年6月3日 文部科学省科学研究費学術変革領域研究「学術研究支援基盤形成」の「生命科学4プラットファーム」支援説明会・キックオフシンポジウム(東京大学農学部内、弥生講堂に於いて)に出席した。「4つのプラットフォームを展開し、先進的技術支援、リソース提供、技術相談等を通して、科研費による生命科学研究を最先端で支援してまいります。」と謳われている。日進月歩の科学の学びである。 まさに、「医師は生涯書生」、「医師は社会の優越者ではない」、「医業には自己犠牲が伴う」の「医師の3ヶ条」の再確認の時となった。 2022年6月4日 筆者が顧問を務める「21世紀のエステル会」(もしかすると、このときのためかもしれない;エステル記4章14節)のニュースレター第4号が送られて来た(添付)。 大いに感服した。
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