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執筆者の写真樋野 興夫先生

第209回 生涯書生の修練 〜 哲学的エッセンスとユーモア 〜

2022年7月25日 筆者は、理事長を務める恵泉女学園の理事会に参上した(添付)。 貴重な会議であった。 その後、代表を仰せつかっている『南原繁研究会』のZoom『第216回 南原繁研究会』に参加した。 今回は、「教育者精神」、「南原繁の2人の恩師:内村鑑三(1861-1930) & 新渡戸稲造(1862−1933)」、 「日本人独自」の学びの時となった。 まさに、 『コロナ時代に生きる哲学 〜 南原繁の現代的意義 〜』の習得であった。 【「目的は高い理想に置き、それに到達する道は 臨機応変に取るべし」、「自分の力が 人に役に立つと思うときは 進んでやれ」】は、コロナ時代のタイミング的な「言葉の処方箋」ではなかろうか!


2022年7月26日 順天堂大学 保健医療学部 理学療法学科での講義『病理学概論』に向かった。 教科書『カラーで学べる病理学』を音読しながら進めた。 多数の真摯な質問があり 大変有意義な充実した時であった。 前期最終の授業であったので、真摯な事務局から 試験・レポート課題を提示して頂いた。


2022年7月27日は 『国立障害者リハビリテーションセンター学院 リハビリテーション体育学科』(所沢市の航空公園)でも、教科書『カラーで学べる病理学(第5版)』を用い音読しながら講義を行なった。 早速、【本日は貴重な授業ありがとうございました。 御高名なる病理学者を独占する贅沢な授業となりましたこと、こころから感謝申し上げます。「病理と社会の関係性の理解」ならびに「暇気な風貌と対話で寄り添うことの重要性、cell-cell(セルセル)コミュニケーションによる教育」など日々勉強でした。 学びの中に哲学的エッセンスとユーモアがあり、あっという間の3時間でした。】との心温まる励ましのメールを頂いた。 「暑さがやわらいだら学生と航空公園までウォーキングにいこうと思います。」とのことである。「教育のあり方」を復習する貴重な1日となった。


第525回 新渡戸記念中野総合病院 新渡戸グローバルCPCに出席した(主催:新渡戸記念中野総合病院・脳神経内科、新渡戸脳研) 。 誠実なスタッフの準備の姿には、大いに感動した。 臨床医、病理医、臨床研修医との症例の学びの時であった。 まさに、CPCは、『医師は生涯書生である』の修練の場である。



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