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執筆者の写真樋野 興夫先生

第242回 『人間関係の3ヶ条』 〜 『真摯な姿』&『語らい』&『おもてなしに』 〜

 2023年1月27日、『福島県立医科大学附属病院がん相談支援センター』での患者会『ピアサポートサロンひかり』に赴いた。 皆様の『真摯な姿』&『語らい』&『おもてなしに』は大いに感動した。 まさの『人間関係の3ヶ条』であろう!


早速、臨床腫瘍センター医療相談員 看護師 湯田ゆかり氏から、【本日はサロンにご参会いただき、誠にありがとうございました。 貴重なお話、興味深く拝聴いたしました。 『天寿癌』は初めて耳にした言葉で印象的でした。 次回は、『がん哲学外来』にてお会いできるのを楽しみにしております。】との心温まるメールを頂いた。 サロンの後の『個人面談』は、雪の為、面談者が来訪出来ずキャンセルとなった。 そこで、サロンに参加された公認心理師・臨床心理師 鈴木敏城氏と面談の機会が与えられた。【本日は福島県立医科大学のサロンに参加させていただき、ありがとうございました。 私の話もお聴きいただき、ありがとうございます。 ファーストコンタクトのチームづくりに向けて動いていきたいと思います。 今後とも宜しくお願いいたします。】との励ましのメールが届いた。 大変有意義な充実した時であった。 新幹線の中から雪の積もる田畑を見ながら、若き日の筆者の故郷(島根県出雲市大社町鵜峠)が鮮明に思い出された。 『もしかすると この時の為』が蘇る本当に貴重な『雪の福島の旅』となった。


帰宅したら、丁度タイミング良く、『吉田富三記念館』(福島県石川郡浅川町)から【吉田富三(1903-1973)没後50年・生誕120周年記念特別企画展「世界的病理学者 吉田富三の詩 〜 文学を愛した吉田の簡潔で達意の“詩”を公開 〜 吉田富三記念館(2023年2月10日 〜 2月26日)のチラシが送られてきた。『福島がん哲学外来』(福島県立医科大学附属病院がん相談支援センター)のチラシには【福島県出身の世界的病理学者吉田富三博士を記念して、博士の孫弟子である樋野興夫先生が『福島がん哲学外来』を開設しました。 がんと共に生きる患者/ご家族の思いや悩みをともに考える“心の診察室”です。】と、身に余る紹介がなされている。 筆者が癌研時代の恩師:菅野晴夫(1925-2016)先生との出会いが菅野晴夫先生の恩師の吉田富三へと繋がった。 本当に、『人生不思議な出会いの連続性』を痛感する日々である。

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