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執筆者の写真樋野 興夫先生

第253回 地域医療分野の総合的な連携 ~ 人を真心で支援する 〜

 2023年3月9日『新渡戸記念中野総合病院』から、Nakano Central Parkの『中野四季の森公園』を散策し、『中野区役所』に赴いた。 『がん哲学外来東中野メデイカルカフェ』主催者の奥山寧氏(東中野キングスガーデン)と『がん哲学外来白鷺メデイカル・カフェ』主催者で『21世紀のエステル会』の企画部長でもありHP担当の太田和歌子氏と3人で 酒井直人中野区長、鈴木康平地域包括ケア推進課長、中村誠保健企画課長との面談の機会が与えられた。


『中野区がん哲学連絡会』NEWS LETTER Vol.1号(2022年7月)が提出された。その中に、【「中野区と新渡戸稲造と樋野先生」:新渡戸記念中野総合病院での定例の読書会『武士道(新渡戸稲造著、矢内原忠雄訳、岩波書店)に向かった。理事長、病院長、副院長、看護部長、事務局長、職員らが参加される。 新渡戸記念中野総合病院は、1932年 新渡戸稲造、賀川豊彦(1888-1960)らにより設立された。 今年は創立90周年である。】 理念は【新渡戸稲造の精神「誠意と思いやり」を基にした医療を誠実に実践し、疾病を抱えた人を真心で支援する。】と謳われている。 また、【筆者が新渡戸稲造記念センター長に就任してから、世界的名著である『武士道』の読書会が毎月1回開催されている。 今回は、第13章「刀・武士の魂」であった。 事務局長補佐による音読後、皆様と自由討論の時間を持った。 初めて参加された事務職の方も居られ、大変、有意義な貴重な時となった。 勝海舟の『蚤や虱だと思えばいいのさ。 肩につかまって、チクリチクリと刺しても、ただ痒いだけだ、生命に関りはいないよ』が、今回は大変印象に残った。 まさに、「武士の究極の理想は平和である」の精神であろう!『良き読書』には、その時々によって『心に響く言葉の処方箋』がある!】と記載されている。


『日本地域医療連携システム学会』開催でも話が盛り上がった。 【本学会は、地域医療分野の総合的な連携を推進し、―― 地域医療推進事業団体と積極的な交流を目指します。 第1回〜第5回の『日本地域医療連携システム学会』(添付)】を紹介した。 中野区でも『日本地域医療連携システム学会』が実現したら歴史的大事業となろう! 『中野区役所』の訪問は大変貴重な時となった。








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