2023年5月21日は、2008年に開始した東久留米市のKBF(KURUME BIBLE FELLOWSHIP)での『がん哲学カフェ』(1:00pm 〜3:00pm)に赴いた。 個人面談の機会も与えられた。 今回は、10月22日企画されている15周年記念講演会のことで、大いに話が盛り上がった。 6月4日 青梅市(添付)で、また10月20日 西東京市主催で講演会を企画される御2人も参加されており 大いに感動した。
その後、2007年から始めた読書会(East Sideカフェに於いて)に向かった。 筆者は、英文で書かれた『代表的日本人』[内村鑑三(1861〜1930)著 鈴木範久訳、岩波文庫]と『武士道』(新渡戸稲造著 矢内原忠雄訳、岩波書店)を参加者に音読して頂きながら進めている。 今回は、『代表的日本人』の『二宮尊徳』の第4章『個人的援助』であった。
【『尊徳は、個人的な利益をもくろむ人の相談には、いつもあまり気乗りがしませんでした。』、『その医師の出した処方箋の効きめを 疑う人間はいませんでした。』、『禍福は、向こうから訪れるのではなく、ただ人間が、それを招くものである。』、『一人の心は、大宇宙にあっては、おそらく小さな存在にすぎないであろう。 しかし、その人が誠実でさえあれば、天地も動かしうる』、『なすべきことは、結果を問わず なされなくてはならない』】が、今回 心に染みた。
読書会に出席された三国浩晃氏(人生まるごと支援理事長)とwifeとルチアで夕食の時をもった。 『おひとりさまで逝こう ― 最期まで自分らしく』(三国浩晃著 弓立社出版 2017年)では、【誰にも気がねせず、住みなれた家で、穏やかに、旅立ちたい ―― 在宅で、自分らしい最期を。そう願う高齢者が急増している。NPO法人を立ち上げ、成年後見人として、おひとりさまの見守りから、旅立ちをささえてきた著者が、おひとりさま本人の立場に立った、希望のかなえ方、納得の身じまい方を、やさしく、ときあかす。がん患者でも、認知症になっても、人として尊厳をもって旅立ちたい。見守り、介護、看護と医療、死後事務、遺言執行。具体的なサポート事例から、おひとりさまの不安にこたえるサポートガイド。】と紹介されている。 大変貴著な『東久留米市での1日』であった。
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