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執筆者の写真樋野 興夫先生

第379回 温故創新 〜 『歴史が教えにやって来る』 〜

 2024年10月13日第7回『メディカルカフェ in 横浜磯⼦』(横浜磯⼦教会に於いて)に赴いた(添付)。 新島襄(1843-1890) & 内村鑑三(1861-1930) & 新渡戸稲造 (1862-1933)について さりげなく語った。 個人面談の時も与えられた。 大変有意義な充実した貴重な時であった。

 

【新渡戸稲造は1905年軽井沢訪問 & 1918年軽井沢夏季学校開設】とある。 2013年、新渡戸稲造没80周年・新島襄生誕170周年記念『“軽井沢”がん哲学外来講演会 〜がん哲学外来の源流 〜』が軽井沢で開催されたことが、今回鮮明に蘇ってきた。 2024年10月8日は、軽井沢での講演に赴いた(軽井沢南教会に於いて)。

 

【内村鑑三は、1921年に軽井沢を訪れている。1926年星野温泉の主人に『商売成功の秘訣10か条』を渡している】(下記)。

 

1: 自己にたよるべし。他人にたよるべからず。

2: 本を固くすべし。さらば事業はおのずから発展すべし。

3: 急ぐべからず。自動車のごときも、なるべく徐行すべし。

4: 成功本位の米国主義にならうべからず。誠実本位の日本主義に則るべし。

5: 濫費は罪悪となりと知るべし。

6: よく天の命に聞いておこのうべし。みずからおのが運命を作らんと欲すべからず。

7: 雇い人は兄弟と思うべし。客人は家族として扱うべし。

8: 誠実によりて得たる信用は最大の財産となりと知るべし。

9: 清潔、整頓、堅実を主とすべし。

10: 人もし、全世界を得るとも、その霊魂を失わば、何の益あらんや。人生の目

的は金銭を得るにあらず。品性を完成するにあり。

 

まさに、『歴史に学ばなければ、歴史が教えにやって来る』を痛感する日々

である。



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