2023年6月6日、 順天堂大学 保健医療学部 理学療法学科での講義『病理学概論』(14:50〜16:20)に赴いた。 教科書『カラーで学べる病理学』を音読しながら進めた。 120名の真摯な学生の姿勢で、教室に『品性と格調』が醸し出された。大いに心が癒された。
6月7日は、順天堂大学保健医療学部 診療放射線学科で、『病理学概論』(13:10〜14:40) &『がん医療科学』(14:50〜16:20)である。 2コマの授業【『病理学概論』では、教科書『カラーで学べる病理学』、『がん医療科学』では、テキスト『がん細胞から学んだ生き方 〜 「ほっとけ 気にするな」のがん哲学』(へるす出版)】を音読しながら進める。【順天堂大学大学院修士課程(医科学コース)『がんと遺伝子』】の講義は、今回は、『環境因子とがん』(19:45〜21:15)である。 『3連ちゃん症候群』の1日である。
筆者の授業は、『病理学の根幹』を追求し、『俯瞰的に物事を総合的に見られるようにする』ことを目的とする。 『教育の理念3か条』は、
1.世界の動向を見極めつつ歴史を通して今を見通せるようになる。
2.俯瞰的に理を理解し「理念を持って現実に向かい、現実の中に理念」を問う人材となる。
3.複眼の思考を持ち、視野狭窄にならず、教養を深め、時代を読む「具眼の士」の種蒔く人材となる。
であろう! 『病理学と病理学者の心得』は、
病理学:マクロとミクロの両方の視点をもち、知識や真実、自然や人生の意味を問う。
病理学者:『森を見て木の皮まで』診る者であり、マクロからミクロまでの手順を踏んだ『丁寧な大局観』を獲得する『厳粛な訓練』の実践者。
ではなかろうか! まさに『教育理念の復学』の時でもある。
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