2023年6月15日 筆者は日中医学協会 (The Japan China Medical Association)の広報委員会にZoom参加した。 2020年度の機関誌『日中医学』の『日中におけるがんの告知 ~ がんゲノム医療時代を迎えて 〜』の編集を担当する機会が与えられたものである。
筆者は、2017年11月 北京大学腫瘍病院で 拙著『がん哲学外来で処方箋を』(日本キリスト教団出版局)の中国語訳 出版記念講演会に招待された(添付)。『がん哲学』(to be出版) & 『明日この世を去るとしても、今日の花に 水をあげなさい』(幻冬舎) & 『病気は人生の夏休み』(幻冬舎)の中国語訳に続いて4冊目であった。 拙著が少しでも『日中の懸け橋』になれば望外の喜びである。
講演会は、唐麗麗教授(北京大学腫瘍病院)の司会・挨拶に始まり、来賓の教授の祝辞、北京大学出版社からの説明があり、筆者は『がん哲学 & がん哲学外来』のテーマで講演した。 王一方教授(北京大学医学部)から『がん哲学 & がん哲学外来』の由来について講演をして頂いた。『筆者の人生の出会い:「内村鑑三・新渡戸稲造・南原繁・矢内原忠雄・吉田富三」』についても詳しく、丁寧に話された。 大いに感動した。 講演は、中国全土に ネットで同時放映されたようである。
(http://mp.weixin.qq.com/s/Aym9_b4Fb017H4kBIZyy_Q)。 『人生の不思議な出会いは 人知を大いに越えている』ことを痛感したものである。
2017年12月には、中国医科大学から、副学長をはじめ4人の先生が、順天堂大学を来訪され、筆者は理事長室で、面談する貴重な機会が与えられた。筆者は『日本国における公害病』の紹介をした。 1878年の『足尾鉱毒事件』から、2012年の『胆管がん問題』まで、53件を提示した。 特に、四大公害病『イタイイタイ病、水俣病、四日市ぜんそく、第二水俣病』さらに、筆者の研究テーマでもある『クボタショック』の『アスベスト・中皮腫』に付いても説明した。
今後も、『日中医学協会』で【『環境発がん研究』&『がん教育』の日中医学プロジェクト】が推進できれば、最高である。
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