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執筆者の写真樋野 興夫先生

第278回 『未来に生きる君たちに』 〜 人材の育成 〜

 2023年7月4日(14:50〜16:20) 順天堂大学 保健医療学部 理学療法学科の【病理学概論】の授業に赴いた。 テキスト『カラーで学べる病理学』(NOVELLE HIROOKA発行)を用いて、『免疫とアレルギー』と『感染症』を音読しながら進めた。 真摯な学生の姿勢には感激した。


また、2023年6月14日の【8コマの順天堂大学 保健医療学部 診療放射線学科【病理学概論】(13:10〜14:40)と『がん医療学科』(14:50〜16:20)】の学生(122名)からの試験回答を頂いた。【病理学概論】では、同様に、テキスト『カラーで学べる病理学』(NOVELLE HIROOKA発行)を用い、『がん医療学科』では、『がん細胞から学んだ生き方』(へるす出版発行)を使用した。『がん細胞から学んだ生き方』は、第1章『医療者としての原点』、第2章『病理医からみた臨床医』、第3章『がん細胞が語る人間社会』、第4章『「がん哲学」での「言葉の処方箋」』、第5章『「クオリティ・オブ・デス」を考える』、第6章『「がん教育」はなぜ必要か?』から構成されている。 特に『「がん哲学」での「言葉の処方箋」』&『「クオリティ・オブ・デス」を考える』&『「がん教育」はなぜ必要か?』の箇所から回答が多数寄せられた。 122名の学生の文章を拝読して、大いに感動した。『未来に生きる君たちに』(南原実著:1903-2013、南原繁:1889-1974のご長男)の『人生の特別ゼミナール』が鮮明に想い出された。


明日(7月6日)は、ルーテル学院大学で『総合人間学』(テキスト『がん細胞から学んだ生き方』)と『現代生命科学』(テキスト『カラーで学べる病理学』)の授業である。


教育の3か条

1)「理念を持って現実に向かい、現実の中に理念」を問う人材の育成

2)複眼の思考を持ち、視野狭窄にならず、教養を深め、時代を読む「具眼の士」の種蒔き

3)学には限りないことを よく知っていて、新しいことにも、自分の知らないことにも謙虚で、常に前に向かって努力する。

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