2023年9月9日 筆者は、早稲田大学早稲田校での講座【「ジャンル人間の探求:がんと生きる哲学 医師との対話を通して「がん」と生きる方法を考える。」】に赴いた。【テキスト『がん細胞から学んだ生き方「ほっとけ 気にするな」のがん哲学』(へるす出版) 目標:がんとともに暮らすことを知り、がん患者と対話し、がん患者に寄りそう方法を受講者自らがみつけ、笑顔になることをめざします。 講義概要:授業では教科書の読みあわせと解説をしつつ、受講者とのディスカッションを中心に講義をすすめます。 がんとともに生きている患者さん、がん患者の家族や身近に患者がいる人、医療従事者等のがん患者に寄りそいたいと思うかたすべてが対象です。】と紹介されている。
今回は、7回目の講座で、『国際人と肝臓の特徴』、『真の国際人と「温故創新」』、『そういう知識の程度、そういう教養の程度』、『行き詰まる日本と世界の打開策』、『大学の外に学びの場を』の箇所を音読しながら進めた。 特に『真の国際人』とは、『日本肝臓論』とは、『学びの場』とは、について語った。 多数の質問もあり、大変有意義な貴重な時となった。 次回は、9月30日から早稲田大学エクステンションセンター 中野校で開催され、テキストは『もしも突然、がんを告知されたとしたら。』(東洋経済新報社 発行)(添付)とのことである。 乞うご期待である。
その後、筆者は、病理医として、【病理組織診断の業務】に向かった。『風貌を診て、心まで読む=病理学 ー がん研究の最前線・社会とのつながりー』である。
【『がん病理学』 は『がん』に関しての学問で、 『形態』 、 『起源』、 『進展』などを追求する学問分野である。 当然がん研究者だけのものでなく、一般社会の人々の為の学問でもある。 がん病理学者が『がん』 を どの様に考えるかは、とても大切なことである。 なぜなら『がん』に対する概念が世界観、人生観、ひいては日常の決断や行動をも時には決定するからである。『がん』の『起源』 と『進展』を学ぶことは、ある意味では人生の意義と目的の『静思』 へとも導くものと考える。】これこそ、『がん病理学者の社会貢献』 であろう!
Comments