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執筆者の写真樋野 興夫先生

第302回 行動する道しるべ 〜 語りあう居場所 〜

 2023年10月20日、病理組織診断の業務を終え、西東京市田無町の『東京市NPO 等企画提案事業でSOMPOケア在宅老人ホーム西東京多目的室』での『がんを経験した女性のコミュニティColorful Ribbons(カラフルリボン)』(主催者:髙倉理恵氏)に赴いた。


筆者は、講演【地域の誰もが相談できる『First Contact Team』という居場所】の機会が与えれた。 西東京市役所、西東京市社会福祉協議会の方も出席され『〜 メディカルタウンを追い求めて 〜』の時代的要請を痛感した。 多数の参加者からの質問もあり大変有意義な貴重な時となった。


その後、アメリカ在住の娘の同窓生で『Christian Academy in Japan(CAJ)クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン』を卒業された家族がアメリカから来日され、新宿に在住の同窓生とwifeと一緒に、東久留米のインドレストラン(ルチア)で夕食の時をもった。 Wifeは、現在CAJ小学校の校長を務めている。 新刊『教養を深め、時代を読む 〜 楕円形の心 〜』(2023年8月31日発行 to be出版)をプレゼントした(添付)。 久しぶりにお逢いして、大変楽しかった。


10月21日は、東久留米市立第二小学校の副校長:青木真美先生の企画の『がん教育』の授業である。 2019年の授業の模様は『がん哲学のレッスン』(2020年発行かもがわ出版)に記載されている(添付)。【『はじめに』に、―― がんを学ぶうえで大切なことは、予防の知識を覚えることよりも、がんと どう向きあうかを思索する哲学的なアプローチです。 がんの実態を知ったうえで、がんを受け入れ、失意から一歩を踏み出す力をつかむ。 そのための心構えを学ぶことは、命の大切さに気づき、自分らしく生きることにつながるはずです。 こうした授業ができれば、いつか子どもたちが大人になり、自分や身近な人のこととして がんに向きあった時、どう対処すればいいかを冷静に考え、行動する道しるべになるのではないでしょうか。】と記述されている。


『第6章 教室で語りあう』(142ページ)に青木真美先生の写真も掲載されている。



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