『良い出会い』vs『悪い出会い』は その後の人生を大きく左右するものである。『我を生みしは父母である。 我を人たらしむるは師である』(新渡戸稲造:1862-1933)を痛感する日々である。 これをDramatype(演出型)として温故創新したいものである。
Dramatypeという言葉は、1959年イギリスの研究者 Russell(1925-2006)とBurch(1926-1996)が、実験動物の反応型として提唱したものと若き日に学んだものである。 発生環境(developmental environment)の影響を受けて『表現型』が示され、その表現型はさらに 近隣環境(proximate environment)の影響を受け『Dramatype』になると彼らは考えたようである。
変えられる『表現型としてのDramatype』を復活させてみたいものである。 あらゆる分野で『ドラマチックな風貌を失いつつある現代』に、【感銘を与える『器量』&『度量』&『国際性』を備えた風貌】の復権を期待したい。 生体には『交感神経』があり『副交感神経』がある。 健全な生体システムにとっては『楕円形』は必然的であろう。『人間社会の同心円』は、『派閥形成』へと導く。
【『何かをなす(to do)の前に何かである(to be)ということをまず考えよ』ということが(新渡戸)先生の一番大事な考えであったと思います』と語り、『日本の将来の命運』をかけて『なすべきことをなそう』と『洞窟から出ていった南原繁(1889-1974)』の『練られた品性』を静思して学ぶべき時ではなかろうか。
受動的な『imitate(まねる)』でなく、『like(似せる)』であろうとする『温故創新』に生き、『愛に基づく地の塩』は、所をかえて不死鳥の如く出現するであろう。 再生細胞が壊死の中心からでなく 周辺から現れる如くである。
Pennsylvania州のベスレヘム(Bethlehem)(添付)から帰国した。『能登半島地震』(1月1日)と『羽田空港の衝突事故』(1月2日)を知った。 まさに、新渡戸稲造の『Union is Power』(協調・協力こそが力なり)の時代的要請であろう!
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