筆者は、2024年2月16日 病理組織診断業務に赴いた。 【顕微鏡で『マクロからミクロ』の丁寧な観察の時間】で、『俯瞰的に 森を見て 木の皮まで診る=病理医』としての『原点回帰』である。 約45年間の病理医としての修練が、『がん哲学=生物学の法則+人間学の法則』に繋がった。 『人生=心の持ち方=品性のある 強靭で 高貴な人格』を身につける訓練の日々でもある!
2月17日早朝、元 山梨英和中学・高等学校校長:岩間孝吉先生より【少子化、学生数減少の折りから、殊に私立女子大学の運営には、ご腐心されておられることと思います。『ガールズ・ビー・アンビシャス』(girls be ambitious)という言葉があるかどうか知りませんが、女子大学というのは、欧米にもかなりあるのでしょうか。 それとも、日本独特の文化的歴史的産物なのでしょうか。 樋野先生の歴史哲学での解明、活路の道が待たれます。 そもそも東京女子大学初代の新渡戸学長様は、どのように考えておられたのでしょうか。】との励ましのメールを頂いた。 まさに、『新渡戸稲造(1862-1933)の女子教育の原点回帰』の時代的到来であろう!
2月17日夕方は、筆者が代表を務める南原繁(1889-1974)研究会(第233回)にZoom参加する。 【読書会の時間は、南原繁著作集第二巻『フィヒテの政治哲学』第I部フィヒテ政治理論の哲学的基礎:第一章「知識学」の発展と政治哲学、第二章政治・道徳・宗教の関係】である。 【自由発表の時間は、カント『啓蒙とは何か』】の予定である。 本当に、『純度の高い専門性』の復学である。
2月18日は【『東久留米がん哲学外来』(2008年スタート)と『読書会』(2007年スタート)】である(添付)。 今回の読書会の箇所は、【『武士道』[新渡戸稲造(1862-1933)著 矢内原忠雄(1893–1961)訳、岩波書店]の第1章『道徳体系としての武士道』】である。 筆者は、英文で書かれた【『代表的日本人』[内村鑑三(1861〜1930)著 鈴木範久訳、岩波文庫]と『武士道』(新渡戸稲造著 矢内原忠雄訳、岩波書店)】を交互に 2007年から毎月、参加者と音読しながら進めている。 まさに、『隙間を埋める居場所 〜 First Contact Team 〜 』の実践でもある。
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