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第347回 人生の生きる意味を考える 〜 貴重な ひととき 〜

 2024年4月20日、息子夫妻とwifeと久しぶりにイオン東久留米店で、夕食の時をもった。 今夏、アメリカ シアトル在住の娘家族を訪問しようとの話で大いに盛り上がった。 息子は、(Christian Academy in Japan: CAJ;1950年創立)を卒業後、1908年創立されたカナダのバンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学(The University of British ColumbiaUBC)大学に入学した。 新渡戸記念庭園(Nitobe Memorial Garden)は、UBCのキャンパス内にある植物園で、1933年ビクトリアで客死した新渡戸稲造(1862-1933)を記念したものである。 筆者も数回訪れたものである(添付)。 懐かしい思い出である。 再訪したいものである。

 

4月21日は、定例の『東久留米がん哲学外来』(CAJのキャンパス)、その後は、『読書会』(East Sideカフェ)に赴いた。『読書会』は、2007年から毎月、新渡戸稲造『武士道』(岩波文庫、矢内原忠雄訳)と内村鑑三『代表的日本人』(岩波文庫、鈴木範久訳)を交互に読み進めている。【樋野先生のユニークでわかりやすい解説と さり気なく語られるメッセージに励まされ、人生の生きる意味を あらためて考える ひとときになります。】と紹介されている。

 

今回の読書会は新渡戸稲造著『武士道』(矢内原忠雄訳)の第2章『武士道の淵源』であった。 早速、【読書会では毎回新しく学びます。 他には無い貴重な ひとときで感謝です。―― 来月もよろしくお願いします。】との心温まる励ましのメールを参加者から頂いた。

 

4月23日は、筆者は、理事長を仰せつかっている 恵泉女学園理事会に出席した。 新渡戸稲造から学んだ河井道(1877-1953)が、初代学園長である恵泉女学園の9代目理事長を拝命することになった。 女子教育に 大いなる理解を示した新渡戸稲造(東京女子大学 初代学長)が援護した三人【河井道(恵泉女学園 創立者)& 津田梅子(1864―1929;女子英學塾 創立者)& 安井てつ(1870-1945;東京女子大学 第2代学長)】に共通するのは『洗練された自尊心の人格像』であろう。 まさに、『種を蒔く人になりなさい 〜 教育の実践者 〜 』である!



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