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第362回 『人間社会の病理学』 〜 『人生の根幹を追求する』 〜

 2024年7月5日、 病理組織診断業務に赴いた。【『病理学』 は 『形態』 、 『起源』、 『進展』などを追求する学問分野である。】&【病理組織診断は、『風貌を診て、心まで読む = 人生の根幹を追求する = 教育』】でもあろう!

 

顕微鏡観察は、『がん哲学 = 癌細胞の病理と人間社会の病理 = 生物学と人間社会』の原点である。 臨床医でない病理学者が『がん哲学外来』を創設出来たのは、ここにあろう!

 

7月6日は、 早稲田校での講座【ジャンル 人間の探求  がんと生きる哲学】に赴く。

 

目標:【がんとともに暮らすことを知り、がん患者と対話し、がん患者に寄りそう方法を 受講者自らがみつけ、笑顔になることをめざします。】

 

講義概要:【『がん哲学』とは 生きることの根源的な意味を考えようとする患者と、がんの発生と成長に哲学的な意味を見出そうとする医師との対話から 生まれました。 病理学者として 科学としての癌学には哲学的な考え方を取り入れていく領域があるとの立場に立ち『がん哲学』を提唱しています。 日本人の半分ががんになる時代、好むと好まざるとにかかわらず 多くの人が がんと一緒に生きる方法を 見つけなければなりません。 授業ではテキストの読みあわせと 解説をしつつ 受講者との対話を中心に講義をすすめます。 がんとともに生きる患者さん、家族や身近に患者がいる人、医療従事者等患者に寄りそいたいと思う方 すべてが対象です。】

 

テキストは、【樋野興夫『なぜ、こんな目にあわなければならないのか がん病理学者が読む聖書「ヨブ記」』(いのちのことば社)】(添付)とのことである。 参考図書として【『新渡戸稲造 壁を破る言葉: 逆境に立ち向かう者へ40のメッセージ』樋野興夫著(三笠書房)をお読みいただくと、より理解が深まります。】と紹介されている。 ただただ感謝である。



 
 
 

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