第364回 『人間の探求』 〜 柔和な心を引き出す 〜
- 樋野 興夫先生
- 2024年7月19日
- 読了時間: 2分
2024年7月20日は、早稲田キャンパスでの講座『ジャンル:人間の探求』(10:40〜12:10)に向かう。
講座名:がんと生きる哲学
目標:がんと ともに暮らすことを知り、がん患者と対話し、がん患者に寄りそう方法を 受講者自らがみつけ、笑顔になることをめざします。
講義概要:『がん哲学』とは 生きることの根源的な意味を考えようとする患者と、がんの発生と成長に哲学的な意味を見出そうとする医師との対話から生まれました。 病理学者として 科学としての癌学には 哲学的な考え方を取り入れていく領域があるとの立場に立ち『がん哲学』を提唱しています。 日本人の半分が がんになる時代、好むと好まざるとにかかわらず 多くの人ががんと一緒に生きる方法を見つけなければなりません。 授業では テキストの読みあわせと解説をしつつ 受講者との対話を中心に講義をすすめます。 がんと ともに生きる患者さん、家族や身近に患者がいる人、医療従事者等患者に寄りそいたいと思う方すべてが対象です。
テキスト:樋野興夫『なぜ、こんな目にあわなければならないのか がん病理学者が読む聖書「ヨブ記」』(いのちのことば社)
参考図書:『新渡戸稲造 壁を破る言葉: 逆境に立ち向かう者へ40のメッセージ』樋野興夫著(三笠書房)をお読みいただくと、より理解が深まります。
との心温まる紹介がなされている。 ただただ感謝である。
終了後、2012年からスタートされた『お茶の水メデイカル・カフェ in OCC』(13:00〜)に向かう(添付)。 今年(2024年)は、12周年記念である。『OCCカフェ 12周年記念誌』が制作されたようである。 スタッフの『行動と胆力』には、大いに感服した。 まさに、『柔和で 穏やかな心をもって接する 〜 柔和な心を引き出す 〜』は、『お茶の水メデイカル・カフェ in OCC』の心得であろう。

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