第515回 『生き方 & 価値観』〜 善をするより外に道なし 〜
- 樋野 興夫先生

- 2 時間前
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筆者は、2026年8月6日 新渡戸稲造記念センターに寄り、新渡戸記念中野総合病院の倫理委員会に出席する。 倫理委員会は【『賢明な寛容と配慮』 & あらゆる人々が 立場を超えて集う『交流の場』】である。【純度の高い専門性と社会的包容力】で、【『いろいろな意見に耳を傾けたい』】(新渡戸稲造:1862-1933)の学びでもある。 まさに、『森を診て木の皮まで診る = 丁寧な観察力 = 人生の根幹を追求する』 の修練でもある。
【医師・医学者の2つの使命】
1)『学問的、科学的な責任』で病気を診断・治療する ー> 学者的な面
2)『人間的な責任』で手をさしのべる ー> 患者と温かい人間としての関係
【医師・医学者の3つの心得】
1) 世界の動向を見極めつつ 歴史を通して今を見通せるようになる。
2) 俯瞰的に『がん』の理を理解し『理念を持って現実に向かい、現実の中に理念』を問う人材となる。
3) 複眼の思考を持ち、視野狭窄にならず、教養を深め、時代を読む『具眼の
士』の種蒔く人材となる。
【医師・医学者は生涯書生】
医学的側面だけでなく、『生き方』や『価値観』にまで深く考える心得
新渡戸稲造の『一日一言』(1915年)(2002年10月15日 財団法人新渡戸基金発行)の『8月6日』の文章を改めて読み直した。
【慶長16年(1611年)の今日、キリスト教禁止の令が出た。 その後、幾百の男女が十字架に殉じて死んだ。 今は信仰自由。 各自の心のままに神なり仏なりを拝するを 得るについては、他人の宗教を妨ぐるこそ わが国法の精神に違うべく、銘々所信を守り、身をもって 宗教の優劣を示すべし。
さまざまの教はあれど悪を止め
善をするより外に道なし
】とある。



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