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第369回 『言葉の根源』 〜 心に響く〜

 2024年8月17日(土)は、【<がん哲学外来>お茶の水メデイカル・カフェin OCC】に赴いた。 4組(7名)の個人面談の時が与えられた。  終了後は、栃木県那須塩原での【2024年 西那須野教会夏季学校】に向かった。 夕食後、交流会の時を持った。 翌日の8月18日(日)午前は、礼拝説教『初めに、ことばがあった』(ヨハネの福音書1章1節) を依頼された。

 

【筆者が、聖書を読んだ最初の箇所は、『ヨハネの福音書 第1章1節』の『初めに、ことばがあった』である。 京都での浪人時代、予備校の英語の先生(牧師でもあった)から聞いたものである。 これが、『言葉の処方箋の根源』である。 その先生が、東京大学法学部の学生時代の総長が南原繁(1889-1974)である。 そして、南原繁の恩師である『内村鑑三(1861-1930)・新渡戸稲造(1862-1933)』へと繋がった。 2004年には、南原繁研究会(添付)が立ち上がった(筆者は3代目代表を仰せつかっている)。】と

 

また。【2008年 順天堂大学病院で開設した『がん哲学外来』では対話を軸にしている。『内村鑑三、新渡戸稲造、南原繁、矢内原忠雄(1893-1961)などの先人』が残した言葉の中で、来談者さんの心に響くものを伝える。 人間は、『よい言葉を持つ』ことで、今よりも ずっと楽に生きていくことができるはずであろう! それを軸にして物事をプラスに考えられるようになるからである。】と語った。

 

2019年には『新渡戸記念中野総合病院』で『新渡戸稲造記念センターが創設』され、筆者はセンター長を拝命した。 不思議な人生の邂逅である

 

午後は、1973年創立されたアジア学院(アジア農村指導者養成専門学校)校長:荒川朋子先生の司会で、講演『言葉の院外処方箋』の機会が与えられた。 海外(アジアの国)の生徒も多数参加され質疑応答も大いに盛り上がった。 来年、【アジア学院市民公開シンポジウム】が企画される予感がする。 大変、有意義な貴重な『那須塩原の旅』となった。



 
 
 

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