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執筆者の写真樋野 興夫先生

第371回 『考えたほうがいいこと』&『考えなくてよかったこと』 〜 『意義の静思』〜   

 2024年8月29日 『柏がん哲学外来』(千葉県 柏地域医療連携センター)に赴いた。

その後、『東久留米ジョナサン』で、出版社の方と面談した。【病気になったときに『考えたほうがいいこと』&『これを考えてよかったこと』&『考えなくてよかったこと(もしくは、考えるのをやめてよかったこと)』&『考えないほうがいいこと』】を質問された。 大いに感動した。

 

【筆者は、以前、勝海舟(1823-1899) の屋敷があった赤坂で、講演『勝海舟の胆力 〜 がん哲学外来の心得 〜』に呼ばれた。 母を亡くして 悩んでいるクララ・ホイットニー(Clara Whitney;1860-1936)に対して、勝海舟の妻(民子1821-1905)の言葉;『悲しい時には 私達の所へいらっしゃい、一緒に泣きましょう、そしてあなたが 仕合せな時には 一緒に笑いましょう。 さあ勇気をお出しなさい、—— これから先の長い年月のことは考えず、今日という日以外には 日がないと思って ただ毎日をお過ごしなさい』は、『訪れる人を 温かく迎い入れる = がん哲学外来・カフェ』の原点でもあろう】と、また【筆者の夢は、勝海舟を座長にして、天国で『がん哲学外来・カフェ』を開催することである(添付)】を語った。 さらに【『勝海舟と新島襄(1843-1890)の繋がり』&『ウィリアム・スミス・クラークWilliam Smith Clark:1826-1886』と新島襄、内村鑑三(1862-1930)、新渡戸稲造(1862-1933)の繋がり』を、さりげなく語った。『根底を一貫して流れる歴史上の人物の旅』ではなかろうか!  大変有意義な時となった。

 

筆者は、『がん病理学者の社会貢献』 を静思する日々である。  【『がん病理学』 は「がん」に関しての学問で、 『形態』 、 『起源』、 『進展』などを追求する学問分野である。 当然がん研究者だけのものでなく、一般社会の人々の為の学問でもある。 がん病理学者が『がん』をどの様に考えるかは、とても大切なことである。 なぜなら『がん』に対する概念が『世界観、人生観、ひいては日常の決断や行動をも時には決定する』からである。 ある意味では『人生の意義と目的の静思』へとも導く】ものと考える。今日(8月29日)は、台風10号で、大雨の中、外出が困難となり、用事をキャンセルした。 自宅で『静思と時』となった。




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