2024年9月19日筆者は【新渡戸稲造(1862-1933)記念センター in 新渡戸記念
中野総合病院】(添付)(新渡戸記念中野総合病院初代理事長は新渡戸稲造)か
ら、東京女子大学(初代学長は新渡戸稲造)の評議員会、理事会に赴く。
【新渡戸記念中野総合病院は、故新渡戸稲造博士・故賀川豊彦氏(1888 -1960)らにより1932年に創立された。 当院設立の原点は、新渡戸稲造博士の精神を基にした医療を実践し、疾病を抱えた人を真心で支援することを目標とする』&
『新渡戸稲造記念センター』は2019年4月設立された。『新渡戸稲造記念センター』は、新渡戸稲造博士の志しを 日本の国内外へ広め、実践する拠点となります。 センター長には、新渡戸稲造博士の専門家として本邦の第一人者で、新渡戸博士の志を継承して活躍されている樋野興夫先生が就任されました。】と 謳われている。 心温まる紹介には、大いに感動したものである。
2003年に初版『われ21世紀の新渡戸とならん』、2018年に新訂版、2019年4月には 英語版『I Want to Be the 21st Century Inazo Nitobe』(添付)が発行されることになった。 タイミング的に2019年は『新渡戸稲造記念センター長就任記念』ともなった。 驚きである。 人知を超えて、時が進んでいるこを 痛感する日々である。『新渡戸稲造記念センターの開設の歴史的意義』であろう!
1900年、世界中の国が参加する万国博覧会が開催されていたパリで、万博の審査委員として滞在していた新渡戸稲造と、女子官費派遣留学生としてイギリスで学び、帰国の途にあった安井てつ(1870-1945;東京女子大学 第2代学長)は出会った。
そして、18年後の1918年に東京女子大学は開学した。 新渡戸稲造は、東京女子大学の初代学長となる。 女性への大学の門戸を開放し、『リベラル・アーツ教育』を行うことを目指した。 創立以来の理念は、『豊かな教養に基づく 幅広い視野と高い専門性を身につけ、自立した女性を育てたい』とある。 まさに、『種を蒔く人の育成の実践』であろう。
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