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執筆者の写真樋野 興夫先生

第382回 『期限付きの目標』vs『期限のない夢』 〜 確実に前進できる人物になれ 〜

 2024年11月2日午前『恵泉女学園創立95周年記念式』に出席した。 筆者は 2021年7月1日 新渡戸稲造(1862-1933)から学んだ河井道(1877-1953)が、初代学園長である恵泉女学園の9代目理事長を拝命することになった。 河井道は、1898年 新渡戸稲造夫妻に伴われて渡米し、 ブリンマー大学に入学した。 帰国後1929年 恵泉女学園を設立した。 

 

記念講演は、秋葉忠利先生(広島市長、衆議院議員を歴任)の『核も戦争もない21世紀を創ろう 〜 ヒロシマの視点から 〜』であった。【『期限付きの目標』vs『期限のない夢』】の違いの学の時となった。 今回、筆者は、理事長として挨拶する機会が与えられた。

 

【自分の懐中電灯で 足元を照らすことが肝要であろう! 『無くてならないものは多くない』、そして『無くてよいものに縛られるな』 & 自分のoriginal pointを固めてから、後ろの吸盤を 前に動かし、そこで固定して 前部の足を前に進める。 かくて いつも自分のoriginalityを 失わないですむ(『尺取虫運動』) = どんな境遇、状況でも 確実に前進できる人物になれの実践であろう。】と さりげなく語った。

『日本薬史学会創立70周年記念』の日本薬史学会主催の公開講演『がん患者を支えるために ~ がん哲学外来から ~』(帝京大学板橋キャンパス)に赴た。

【順天堂大学名誉教授の樋野興夫先生から 『がん哲学』に関するお話をうかがいます。 樋野先生は、ご自身でお作りになった『がん哲学』という言葉を冠した『がん哲学外来』を順天堂大学医学部附属 順天堂医院で始められ、多くのがん患者の方々を笑顔にしてきたとうかがっております。 国民の二人に一人が がんを患者として経験するといわれております。 樋野先生のご経験と お考えを拝聴できることは、大変な喜びです。】との心温まる紹介がなされていた。

11月2日は、『恵泉女学園創立95周年記念式』―>『日本薬史学会創立70周年記念公開講演』の貴重な記念の1日となった。

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