第388回 『静かに過ごす時間』 〜 逆境に立ち向かう 〜
- 樋野 興夫先生
- 2024年12月7日
- 読了時間: 2分
2024年11月30日 【早稲田大学エクステンションセンター中野校】での講座『ジャンル:人間の探求 〜 講座名:がんと生きる哲学』に赴いた。
【目標:がんと ともに暮らすことを知り、がん患者と対話し、がん患者に寄りそう方法を 受講者自らがみつけ、笑顔になることをめざします。
講義概要:『がん哲学』とは 生きることの根源的な意味を考えようとする患者と、がんの発生と成長に哲学的な意味を見出そうとする医師との対話から生まれました。 病理学者として 科学としての癌学には 哲学的な考え方を取り入れていく領域があるとの立場に立ち『がん哲学』を提唱しています。 --- 授業では テキストの読みあわせと解説をしつつ 受講者との対話を中心に講義をすすめます。 がんと ともに生きる患者さん、家族や身近に患者がいる人、医療従事者等患者に寄りそいたいと思う方すべてが対象です。
テキスト:『新渡戸稲造 壁を破る言葉: 逆境に立ち向かう者へ40のメッセージ』樋野興夫著(三笠書房)】(添付)と紹介されている。
今回は『新渡戸稲造 壁を破る言葉: 逆境に立ち向かう者へ40のメッセージ』の
3章29節【『沈思黙考』の時間で自分を育てる 〜 忙しい人ほど必要な『静かに過ごす時間』 〜】 & 3章30節『徳の貯蓄』で人間力を磨く 〜 善行も悪行も自分に返ってくる 〜】の箇所を受講者に音読していただき、多数の質問を受けながら進めた。 大変有意義な充実した時であった。
春風のようなゴリラ (森尚子氏)
食いしん坊のコツメカワウソ (戸田裕子氏)
駆けっこ大好きオカピ (岡村實氏)
人見知りの虎 (坂部美秋氏)
偉そうなくせに一人ご飯が寂しいちょっと情けないトラ (今村郁子氏)
も受講され、とても貴重な時であった。

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