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第418回 『冗談を本気でする胆力の育成』 〜 授業の基本 〜

 2025年4月23日 千葉県の『柏がん哲学外来』(柏地域医療連携センターに於いて)に赴いた(添付)。 【がんの悩みを 病院の外で心置きなく話がしたい 『がん哲学外来』は、がん患者、経験者、ご家族の為の 対話の場です。 『がん哲学外来』を提唱された樋野興夫先生と ゆっくり語り合ってみませんか?】と紹介されている。 個人面談を終えて、スタッフと昼食の時を持った。 新刊『スルメ症候群美女姉妹』の製本の企画で 大いに話が盛り上がった。 本当に実現したら、歴史的快挙となろう! 大変有意義な充実した時であった。

 

その後、順天堂大学保健医療学部 診療放射線学科2年生の授業【『病理学概論:カラー学べる病理学』と『がん医療科学:がん細胞から学んだ生き方 〜「ほっとけ 気にするな」のがん哲学』】に向かった。

 

今回の『病理学概論』は【『細胞・組織とその障害』:細胞の構造と機能/組織/細胞障害/壊死とアポトーシス〜壊死・アポトーシス〜/萎縮/再生医療における幹細胞iPS細胞/】を、『がん医療科学』では、【第1章の『医療者としての原点』と『病理医からみた臨床医』】の箇所を音読しながら進めた。

 

そして、修士課程の講義【展開医科学学位プログラム『がん遺伝子』】を行った。 『3連チャン授業』であった。 真摯な受講生の姿勢には、大いに感動した。【『がん』の根幹を追求し、俯瞰的に物事を総合的に見られるようになる】が『授業の目的』であることの復学の貴重な1日となった。

 

授業では【先生の夢は何ですか?】と質問された。 大いに感心した。『私の夢は、10人で 天国でカフェを開くことです。 10人は、勝海舟、新島襄、内村鑑三、新渡戸稲造、南原繁、矢内原忠雄、吉田富三、菅野晴夫、Knudsonと私』と語った。 そして、『お茶係に採用してあげるよ!』と言うのです。 生徒には『わけが分からない』と思いますが 笑います。【ユーモア(you more)に溢れ、心優しく、俯瞰的な大局観のある『種を蒔く人になりなさい』&『冗談を本気でする胆力』の育成訓練の場】が『教育の基本』であることを痛感する日々である。




 
 
 

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