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第419回 置かれた状況で  〜 心の蔵を豊かにする 〜

 2025年4月26日 筆者は【<がん哲学外来>『お茶の水メデイカル・カフェ in OCC』に赴いた。 多数の参加者であった。 筆者は、別室で6組(8人)の個人面談の機会も与えられた。 筆者の4月23日の順天堂大学大学院医学研究科修士課程(展開医科学)『がん遺伝子』(がんの定義、自然史と介入)での授業を受講されていた学生も出席されていた。 大いに感激した。 大変貴重な時となった。

 

想えば、『起こったことは 仕方がないのだから、そのことを前提に 最善を考えよう』の学びが、2008年1月 順天堂大学病院で『がん哲学外来』を開設した原点でもある。『自己に目覚める』&『人格の実』ではなかろうか!  まさに、新渡戸稲造(1862-1933)の『Union is Power』(協調・協力こそが力なり)の実感である。 OCCを退出前は、大雨であったが、退出時は快晴で虹が観察出来た(添付)。『人生、荒らしもあれば、凪もある』を実感した。

 

4月27日は【2008年から始めた『東久留米がん哲学外来』& 2007年から始めた『読書会』】である(添付)。『東久留米がん哲学外来 in CAJ』では毎回、wifeが 『お菓子』を作って用意してくれる。 2008年10月 病院外での『東久留米がん哲学外来・カフェ』が、wife、スタッフの皆様と始まった。 『熱意と真摯なる姿』には、ただただ感服する。

 

『読書会』は、東久留米駅前の喫茶店(East Side Cafe)で、新渡戸稲造著『武士道』(岩波文庫、矢内原忠雄(1893-1961)訳)と内村鑑三(1861-1930)著『代表的日本人』(岩波文庫、鈴木範久訳)を交互に読み進めている。 『言葉の処方箋』に満ち溢れている。  何回読んでも 新鮮である。 【『日々の生活、置かれた状況』で、脳の引き出しに入れてある数々の『言葉』が蘇る。まさに、『言葉の処方箋』】である。

 

『良書を読み、有益な話を聞き、心の蔵を豊かにする』(新渡戸稲造)の学習である。 今回は、【新渡戸稲造著『武士道』の第8章『名誉』】である。 その後、皆様と夕食の時を持つ。『継続の大切さ』を痛感する日々である。



 
 
 

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