第390回 本質を教える教育 〜 真に人間を育てる 〜
- 樋野 興夫先生
- 2024年12月13日
- 読了時間: 2分
2024年12月10日1:30pm〜3:00pm第119回『がん哲学外来メディカル•カフェ@よどばし』(淀橋教会に於いて)に参上した。『がん哲学外来メディカル•カフェ@よどばし』は、今年は、開設10周年を迎えた。『連続』の大切さを痛感する。
今回、東京都東久留米市の自由学園初等部 教頭 稲村祐子先生も参加されていた。 2024年2月5日、稲村祐子先生の企画で【特別講演&映画会】に赴いたものである。 写真も作成された(添付)。 大いに感動した。 今度は、2025年2月12日の自由学園初等部の6年生の授業を依頼された。
自由学園は、『羽仁もと子』(1873-1957)夫妻によて、1921年開設されている。 自由学園の最初の生徒26人の入学であったとのことである。 『羽仁もと子』は、婦人之友社の創立者でもある。
【日本初の女性新聞記者であった羽仁もと子は、夫の吉一と共に、近代化する日本に自分たちが考える新しい社会を作りたいと願い、『よい家庭がよい社会をつくる』という信念のもと、1903年に月刊誌『家庭之友』(現『婦人之友』)を創刊しました。 羽仁夫妻は新時代の形成のために女性や子どもの教育を重視し、雑誌出版や関連する活動を通じて女性や子どもの啓蒙活動に取り組んでいきました。 やがてその思いは『新しい学校』をつくる夢へと結ばれていきます。
機械的に知識を詰め込むだけで、ものごとの本質を教えていない教育に危機感を覚えた羽仁夫妻は、真に人間を重んじ育てる教育を希って、新しい学校『自由学園』をつくりました。 何が人間を育てるのか ――『めいめいに自分の生(いのち)の経営者であるということは、人各々自ら教育するための何よりもよい第一の教課』だとして、自由学園では子ども自身の生の経営、つまり『生活』を学びの中心に据える教育を目指しました。
1932年に、世界新教育会議にて、自由学園を『それ自身一つの社会として生き成長し、そうして働きかけつつある学校』と紹介しています。】とHPに紹介されている。

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