第393回 賢明な寛容 〜 叡智からくる 〜
- 樋野 興夫先生
- 2024年12月26日
- 読了時間: 2分
2024年12月22日 Wife がアメリカ在住の娘夫妻を訪問中なので、息子夫妻が夕食を作ってくれた。 ただただ感謝である。 12月24日は、クリスマス会も企画するようである。 12月23日は、新渡戸稲造記念センターに赴いた。 今年(2024年)も残り少なくなった。
想えば、筆者とwifeは、毎年、南原実(1930 - 2013)先生宅でクリスマス会に伺ったものである(添付)。 奥様に作って頂いた美味しい夕食を食べながら学びの時であった。『南原実は、ドイツ文学者。東京大学名誉教授。 父は東京大学総長を務めた法学者の南原繁(1889-1974)』とHPでは紹介されている。『未来を生きる君たちへ』(南原実著2005年発行;添付)も頂いた。 熟読したものである。 【『ふたりの人格をつなぐのは、コトバなのだ。―― コトバは、ついには、マナザシのなかへと昇華する。』&『おろかな考えは偶然が運んでくるが、かしこいことばは 叡智からくる。』】が、鮮明に思い出される。
レイチェル・カーソ(1907-1964)の『沈黙の春(Silent Spring)』を翻訳された南原実は、『見識が広く、見識の高い』人物であり、まさに、筆者にとっては『未来に生きる君たちに』の貴重な得難い『人生の特別ゼミナール』の時間であった。【『沈黙の春』の最終章『べつの道』の『私たちは、いまや分れ道にいる。』、『どちらの道をとるか、きめなければならないのは私たちなのだ。』】は、『人生の原点』にもなった。
【『人間として行為の継続の大切さ』&『ビジョン』は人知・思いを超えて進展する & 『人生は開いた扇のよう』】を痛感する日々である。 人生邂逅の三大法則は、『良い先生、よき友、良い読書である』と考える。『遠い過去を知らずして、遠い未来は語れなし』である! 『賢明な寛容 〜 実例と実行 〜』の復学である。
1) 間断なき努力は進歩の要件
2) 自分の力が人に役に立つと思うときは進んでやれ
3) 心がけにより 逆境も 順境とされる
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