第396回 『細胞の懸け橋』 〜 生命に対するイメージのし直し 〜
- 樋野 興夫先生
- 1月16日
- 読了時間: 2分
筆者は、2025年1月13日 東京都の渋谷東武ホテルの会場シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]【企画・制作HUMAN AWESOME ERROR主催シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)】での講演に赴く(添付)。
シリーズ全体リード文
人間を構成する最小単位である、細胞。『私』という1人の人間は、何十兆もの細胞が集まってできていると言われます。 しかし私たちは、たとえば『がん』など細胞分裂に起因する病気になったとしても、この最小単位から自身の身体の状態をイメージすることはあまりありません。 このことは、病、身体、そして生命に対する、わたしたちの想像力の欠如といえるかもしれません。 本シリーズは、CCBTの2024年度アーティスト・フェローであるHUMAN AWESOME ERRORのメンバーが がんに罹ったことから始まったプロジェクト〈Super Cell Infinite〉の関連企画です。 多彩なゲストを迎え、再生医療、人工細胞、バイオアート、さらにはSFといった切り口から、病、身体、そして生命を考え、私たちが自分自身の細胞をイメージしなおすための機会となることを目指します。
イベントタイトル
【切り離された細胞は誰のものか】− Super Cell Infinite関連トーク
登壇者
塚本隆大(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
樋野興夫(順天堂大学名誉教授、一般社団法人がん哲学外来名誉理事長)
古河美夏(乳がん患者)
福原志保(HUMAN AWESOME ERROR)
ファシリテーター:蔡海(HUMAN AWESOME ERROR)
リトークテーマは『自分のがん細胞を愛せるか』ですので、前半各自10分で発表いただいたことを元に深掘して議論いただきます。 お互いのご専門領域が異なるからこそ引き出せるお話を とても楽しみにしております。】とのことである。
今回の筆者の役割が、両方の立場の『懸け橋』となれば幸いである。

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