第398回 『真の心の通じる対話』 〜 いろいろな意見に耳を傾ける 〜
- 樋野 興夫先生
- 1月26日
- 読了時間: 2分
2025年1月20日【がん哲学外来市民学会第10回『つながる会』】Zoomミーティングに参加した。 事務局の嶋田弥生氏の司会進行で進められ、スピーカーは、【がん哲学外来あびこカフェ店長、そして、柏がん哲学外来代表】の中野綾子氏であった。 進行の流れは【スピーカーによる発表・質疑応答・グループ分けをして少人数の対話の時間】であった。 大変有意義な『つながる会』であった。
1月21日は【新渡戸稲造記念センター ―> 『がん哲学外来メディカル・カフェ@よどばし』(淀橋教会に於いて) ー> 順天堂大学の倫理委員会】に赴いた。
『がん哲学外来メディカル・カフェ@よどばし』は、2014年7月6日(日)にスタートされた。 今回は、第120回目であった。【多くの人は、自分自身又は家族など身近な人が がんにかかった時に 初めて死というものを意識し、それと同時に、自分がこれまでいかに生きてきたか、これからどう生きるべきか、死ぬまでに何をなすべきかを真剣に考えます。 --- 医療現場と患者の間にある『隙間』を埋めるべく、『がん哲学外来』が生まれました。 科学としてのがん学を学びながら、がんに哲学的な考え方を取り入れていくという立場です。 このプログラムは、診断・診察の場ではなく、『真の心の通じる対話』、『寄り添うこと』などを学び合う人間学の場です。 お茶を飲み、講師の先生のお話を聞きながら、それぞれの思いを共有し、共に泣き、共に喜び ・・・ 帰る時には心が軽くなる『メディカル・カフェ』、是非一度ご参加になられてみませんか?】と紹介されている。 『心温まるおもてなし』には、大いに感動する。 継続の大切を実感する時となった。
『ながれやま・がん哲学外来カフェ』(千葉県流山市)担当の春日井いつ子氏も参加されていた。 定番の『365日の紙飛行機』の熱唱で始まり、『糸』を合唱して終えた。 大変充実した貴重な時であった。
その後、順天堂大学の倫理委員会に赴いた。 まさに、『親切とは行動すること』&『いろいろな意見に耳を傾けたい』(新渡戸稲造)の復学である!

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