第417回 『種を蒔く』〜 強い意志 〜
- 樋野 興夫先生
- 1 時間前
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2025年4月19日病理組織診断業務に赴いた。 その後、順天堂大学に寄った。
筆者のブログを読まれた方から、【『天国でもカフェを開くことが夢』と お話しされている先生を想像すると なんだか涙が出そうになりました。 先生は天国でも がん患者の方に寄り添うことを願っていらっしゃるのですね。なんて強い意志なのでしょうか。 先生の生き様を感じます。 先生の生き方が 色んな方に伝染して『がん哲学カフェ』が広がったのでしょうね。 まさに先生は『種をまく人』ですね。 先生にはまだ長生きしてもらわないと困るので、先生の夢は当分お預けですね。】とのユーモア溢れる心温まるメールが送られて来た。 大いに感動した。
授業で、『私の夢は、10人で天国でカフェを開くことです。10人は、勝海舟、新島襄、内村鑑三、新渡戸稲造、南原繁、矢内原忠雄、吉田富三、菅野晴夫、Knudsonと私』(添付)と話すと、一生懸命に聞き、質問もしてきます。『じゃあ私をお茶係にしてください』と言うのです。 また、『天国で食べたり飲んだりして良いですか?』とーー。『天国で 大宴会が開かれ、肉も食べている』(新約聖書黙示録19章17〜18節)。何が正しいか、真実か分かりませんが、一生懸命答える。 不思議なもので、悩んでいる生徒も、笑いながら『お茶係にしてください』と言うのです。 そうして、表情が柔らぐ。その答えが正しいかどうかなんて、誰にも分かりません。生徒にも『わけが分からない』と思います。 しかし生徒は、感心をするのです。 自分の言ったことによって生徒は どういうふうな反応を示すのかで、『自分のレベル』というものが、見えてきます!
また、カラオケについて関心を持たれている方から意見が寄せられた。筆者は【カラオケでは、私は、『おまえに』、『くちなしの花』、『すきま風』、デュエットでは「銀座の恋の物語」を歌わされます! 大爆笑です!】と答えた。
【『がん哲学外来・カフェ』は、『ユーモア(you more)に溢れ、心優しく、俯瞰的な大局観のある『種を蒔く人になりなさい』(添付)の育成訓練の場】でもある。
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