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第429回 メディカルスタッフが一堂に会す ~ 緊密に連携 〜

 2025年6月19日福岡県北九州市小倉での第31回日本遺伝性腫瘍学会学術集会【会長:平田敬治先生/織田信弥先生(産業医科大学医学部 第1外科科大学医学部 第1外科/国立病院機構九州がんセンター 腫瘍遺伝学研究室)】 に赴く。 筆者は、2代目の理事長を務め、日本遺伝性腫瘍学会名誉理事長を仰せつかっている。 現在の第4代目の理事長は 石田秀行先生(埼玉医科大学総合医療センター消化管・一般外科/ゲノム診療科 教授)である。

 

2020年7月の石田秀行先生の『理事長挨拶』には、【本学会は1990年に発足した遺伝性大腸癌の研究グループに端を発し、日本家族性腫瘍研究会(1994年~)、日本家族性腫瘍学会(2005年~、2016年法人化)を経て2019年より『一般社団法人日本遺伝性腫瘍学会』として、新たなスタートを切っています。 本学会の活動の主な目的は、あらゆる遺伝性腫瘍・関連疾患に関する診療・教育・研究に貢献することです。 遺伝性腫瘍とその関連疾患に焦点を絞り、臨床医、基礎研究者、看護師、遺伝カウンセラー等のメディカルスタッフが一堂に会し、緊密に連携しながら学術活動を行う学会は世界的にみてもきわめて少なく、わが国では本学会が唯一の存在です。 近年のがんゲノム医療や遺伝子診断の急速な進歩、遺伝性乳がん卵巣がん症候群のリスク低減手術に対する社会的関心の高まり、遺伝性腫瘍に有効性の高い薬物療法の新知見等と相まって、遺伝性腫瘍の正しい理解と適切な医療の提供に果たす本学会の役割について、多くの方々からのご支持を頂けるようになりました。 正会員数も年々飛躍的に増加して現在1500名を超え、近い将来2000名に達することが予想されます。】と記載されている。

 

【筆者は、アメリカのFox Chase Cancer CenterのKnudson博士(1922-2016)の下で『遺伝性腫瘍』を学んだ(1989-1991)(添付)。そして、『癌研究所所長:菅野晴夫(1925-2016)先生』に癌研究所実験病理部部長 (1991-2004)に呼ばれ帰国した】ことが、今回 鮮明に想い出された。


 
 
 

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