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第435回 いまの自分 〜 人生好転の極意 〜

 2025年7月19日早稲田大学エクステンションセンター(早稲田校)での講座『がんと生きる哲学』に赴いた。 本講座(全6回)は【『ジャンル 人間の探求:テキスト:樋野興夫著『新渡戸稲造(1862-1933)(添付) 壁を破る言葉: 逆境に立ち向かう者へ40のメッセージ』(三笠書房)】(添付)である。 今回は下記を受講者に音読して頂きながら進めた。 日々勉強であることを実感する講座となった。

 

1章5節「いまの自分の人生」に集中せよ: 逆境に陥った人は、他人がよい境遇にあるのを見るとうらやましくなり、自分が努力することなしに、そうなりたいと願うものである。 でも『やむ』とあるように、『うらやむ』のは心理上の病であり、同じ出来事にあっても、病的に見ればうらやみとなり、健全に見れば励みとなる。---- 『修養』

 

1章6節 修養に励み、少しの油断もしない: 人生に最も重大で最も欠くべからざるものは、各自に備わっている。地をうらむ必要もなく、天をのろう必要もない。『修養』

 

1章7節『自分は自分』という誇りを持つい意味のプライドとは、心の中に一定の基準を定め、自分の心を潔く守るように努力することである。 悪いプライドは、他を侮あなどり、見下げ、いばることである。 本質的なプライドがないので、感情的に持つ者をねたんだり、恨んだり、憎んだりするのである。『人生読本』

 

1章8節『和して同ぜず』が人生好転の極意: 柔和というと、いかにも自分に意志がなく、人の意志に脆もろく服従するごとく思うものもあるが、決してそうではない。――― 『自警録』

 

その後は、【がん哲学外来東中野メディカルカフェ『ひとりで悩まず話してください』(東中野キングス・ガーデン)開設10周年記念講演『楕円形のこころ』(添付)&面談】に赴いた。 大変有意義な充実した時であった。 大いに感動した。


 
 
 

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