top of page

第441回「21世紀のエステル会」人生の“two-hit” 〜 『人知を超えた 出会い』 〜 

 2025年8月20日 第38回発癌病理研究会(8月20日〜22日)【世話人:千葉県がんセンター研究所所長 筆宝義隆先生、事務担当:上久保靖彦先生  千葉県の九十九里浜にある『国民宿舎 サンライズ九十九里』に於いて】に赴いた。 電車で、ひばりヶ丘駅―>池袋駅―>東京駅―>千葉駅―>大網駅に向かった。 大網駅からバスでサンライズ九十九里に到着した。

 

8月20日午後、セッション1(肝発がん)(演題1−5)/セッション2(放射線・炎症)(演題6−11)/基調講演 広田亨先生(がん研究所, がん研究所長)

その後、懇親会であった。 筆者は、懇親会で、挨拶の機会が与えられた。

 

筆者の『発がん病理学者』としてのスタートは、『癌原物質による肝発がんの閾値』の研究であった。 筆者は、『化学肝発がん』からスタートして、『ウイルス性肝がん』、『遺伝性腎がん』、さらに『アスベスト・中皮腫』へと研究が展開してきた。『山極勝三郎(1863-1930)・吉田富三(1903-1973)』の『発がんの形成的刺激』の継承であり、『がん哲学』の源流でもある。 1984年、論文『肝癌症例におけるB型肝炎ウイルスDNAの組み込み頻度と肝癌発生におけるその評価』で、医学博士を取得させて頂いた。 『貴重な人生の出会い』であった。

 

『発癌病理研究会』には、1991年 (第6回)アメリカから帰国後参加している。
筆者は『第31回 発癌病理研究会:真摯な魂 と 純度の高い専門性』の会長を仰せつかり、信州松代ロイヤルホテル(2016年8月23日~25日)に於いて主催した。 会長講演『Knudson博士 (1922-2016) 追悼講演 ~ 発がんの “2 hit”』(座長:国立がん研究センター総長 中釜斉 先生) を行ったことが、鮮明に甦って来た(添付)。 まさに、【人生の“two-hit” は、『人知を超えた 出会い』】であろう。 筆者の研究テーマ『遺伝性がん & 環境発がん』の出会いも そうである。

 

8月21日午前、セッション3(一細胞解析)(演題12−16)/セッション4(転移・浸潤)(演題17−20)/ランチョンセミナー  午後からは、千葉のバス旅行であった。大変有意義な貴重な研究会であった。

ree

 
 
 

コメント


google-site-verification: google2e42fca706d4dd82.html

© 2023 by Uniting Church Arizona. Proudly created with Wix.com

bottom of page