第451回 個性と多様性 〜 『あなたは そこにいるだけで 価値ある存在』 〜
- 樋野 興夫先生
- 2 日前
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2025年10月8日 順天堂大学大学院修士課程の留学生向けの英語による講義【Overview of Human Pathology and Oncology 病理腫瘍病態学概論】を行なった。 アメリカ、中国からの留学生であった。 質問も寄せられ、大いに感動した。
筆者は、クボタショックの2005年、順天堂大学で『アスベスト・中皮腫 外来』を開設する機会が与えられたので、今回、日本における『アスベスト』の現状を聞かれたので、状況を述べた (添付)。
留学中に、東京都恩賜『上野動物園』を見学されたらと冗談ぽく語った。 筆者は、2020年12月6日『樋野動物園』(2019年10月13日開設)のメンバーの企画による『上野動物園の旅』に、wifeと参加した(添付)。 ゴリラ、パンダなど多数の動物を見学した。 約350種とのことである。 人間としての『個性と多様性』の貴重な確認の時となった。 まさに、『あなたは そこにいるだけで 価値ある存在』(2016年KADOKAWA発行:添付)の実感であった。 2021年1月15日『上野動物園の旅』冊子(『樋野動物園出版局』)も制作された(添付)。 ただただ感謝である。
【『自分より困った人に 手を差し伸べようとすれば、自らの役割が生まれ、逆境は むしろ順境になるのです』&『目的は高い理想に置き、それに到達する道は臨機応変に取るべし』&『多角的な性格から 現れ出づる多面的な観察と識見』(新渡戸稲造:1862-1933)の教訓】が『上野動物園の旅』で、鮮明に蘇ってきた。
また、『富士山に行かれたら』と推奨した。 筆者は、2025年9月7日 甲府市総合市民会館での【第14回がん哲学外来メディカルカフェ『風林火團』】に赴いた。 『富士山(3776m)』を見つめながら、【『あれが日本一の名物だ(富士山)あれより他に 自慢なものは何もない』(『三四郎』夏目漱石:1867-1916)】の復習の時となった。
学生時代の心得として『20&30歳代:人に言われたことを黙々と がむしゃらにやる』(添付)。さらに、日本人は『つもりちがい』であると述べた (添付)。
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