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第459回 『未来への懸け橋』 〜 深い哲学 & 広い教養 & 清々しい胆力 〜

 2025年11月17日柴又での飯田智子氏の主催『寅さんメディカルカフェ リアルおしゃべりCafé』に赴く(添付)。 飯田智子氏には、『リサーチナース』として順天堂大順天堂医院『アスベスト・中皮腫外来』を担当して頂いたものである。 『偉大なるお節介症候群』も授与されている(添付)。 筆者は、癌研から順天堂大教授に赴任し(2003年)、2005年、クボタショックの年、順天堂医院で、『アスベスト・中皮腫 外来』を開設する機会が与えられた『(毎日新聞「ひと」欄(2005年9月8日)(永山悦子記者)』。【『中皮腫』の発症前診断・早期発見を目的として、『中皮腫診断キット』の開発と『中皮腫』患者とその家族の精神的ケアをも考慮した『がん哲学外来』を取り入れた診療体系の確立を目指した。】

 

『リサーチナース』の役割は、【アスベスト・中皮腫外来の初診・再診の受付を電話で行い、アスベスト外来への質問やお問い合わせ、受診方法についても電話や対面でお答えしています。 他院からの紹介や企業診断受付、一次検診は、医療連携室や医事課と連携して対応し、当日は、医師、当該部署の看護師、事務員と連携を取ってスムーズに受診・検診が行えるように努めています。 初診時の問診の際は、石綿ばく露歴のチェックをはじめ、仕事の内容の詳細を伺い、アスベスト外来についてのお話をさせていただき、アスベストに関する研究の情報、腫瘍マーカーに関する研究の説明を行っています。 専門外来を受診される患者さんは健康に対する意識も高く様々な不安や、困りごとをお持ちの方が多いので お話しを伺い寄り添った対応をしています。】とある。

 

【『新しいことにも 自分の知らないことにも謙虚で、常に前に向かって 努力している』イメージである。 まさに、『未来への懸け橋』である。 病気の根幹を追求しようとする『the study of the diseased tissues』を機軸とし、『原因論』を明確にし、『制御』の根拠を示し、『進展阻止』の実際を示す ことであると考える。『がん学者』の2つ使命は、『最先端の診断・治療』を身に付けた『学者的な面』と『深い哲学と広い教養』を備え『静思から得られた結論』を語る『人間としての面』であろう。【『時代を動かすリーダーの 清々しい胆力』 & 『がん教育』の推進】でもある。


 
 
 

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