第460回 【真の国際化】 〜 賢明な寛容さ & 大切な理念 〜
- 樋野 興夫先生

- 3 分前
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2025年11月19日 wifeと来日中のアメリカ ワシントン州とミシガン州に在住の娘家族と10人で『東京ディズニーランド』(Tokyo Disneyland)(千葉県浦安市舞浜)に赴いた(添付)。『小さな世界(It's a Small World/イッツ・ア・スモール・ワールド)』を拝聴し、まさに、『バランスを取りながら 共存する』の復学である!
11月20日は、新渡戸稲造記念センターから1918年開学の東京女子大学に向かった。 女子教育に大いなる理解を示した新渡戸稲造(1862〜1933)は、東京女子大学 初代学長である。 1920年には 国際連盟事務次長に就任している。 最近、色々な学校で【真の国際化】が話題となる。 1933年3月3日に 三陸で地震の大災害があったと記されている。 その時、 新渡戸稲造は 被災地 宮古市等沿岸部を視察したとのことである。その惨状を目の当たりにした新渡戸稲造は「Union is Power」(協調・協力こそが力なり)と当時の青年に語ったと言われている。
これが、【『東京女子大学の教育』の原点】であろう!
筆者は、原田明夫(1939~2017)【検事総長後、東京女子大学理事長就任(2005年)】と、2000年『新渡戸稲造 武士道100周年記念シンポ』、『新渡戸稲造生誕140年』(2002年)、『新渡戸稲造没後70年』(2003年)、さらに、『新渡戸稲造 5000円札さようならシンポ』(2004年)を国連大学で開催したのが 走馬灯のように駆け巡ってくる。 一番の思い出は、原田明夫氏の自宅で、月1回『21世紀の知的協力委員会』を開催し下記を学んだ。 筆者は『原田明夫氏 追悼記念』講演を、敬老の日、伊香保温泉で行った。
(1)賢明な寛容さ (the wise patience)
(2)行動より大切な静思 (contemplation beyond action)
(3)紛争や勝利より大切な理念 (vision beyond conflict and success)
(4)実例と実行 (example and own action)
そして、『われ21世紀の新渡戸とならん』(日本語版:2003年 & 英語版:2019年)の出版に繋がった(添付)。 【筆者とって『原田明夫氏との出会いは、貴重な人生の邂逅』】である!












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