第513回 『その日その日の格言』〜『一日の精神的食料』〜
- 樋野 興夫先生

- 7月29日
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2026年7月28日早朝 2002年12月18日盛岡での講演に参上した時に頂いた
新渡戸稲造『一日一言』(2002年10月15日 財団法人新渡戸基金発行)を再読した。
【『一日一言』の初版は大正4(1915)年2月、実業之日本社から出版された。新渡戸稲造が東京女子大学の初代学長に就任、国際連盟事務次長に転じて、 任期を終えた時期の昭和元(1926)年までに84版を重ねるロングセラーとして 国民の間に愛された本である。 財団法人新渡戸基金は平成14(2002)年、新渡戸稲造生誕140年を迎え、翌年は博士没後70年という節目の年にあたり、『一日一言』を復刊した。(一部現代語に手直し)】とHPでは紹介されている。
『序 新渡戸稲造』には、 【その日その日の教訓になる格言を聞いて、一日の精神的食料に供することは誰人にも望ましき事であって、外国においては種々な形において行われている。 わが国においても、近来この目的をもって世に公にされた書物は少なくない。 我輩も数年以前より、自分の助けとなった格言を集めて世にわかちあいたいと望んでいたが、暇なきため実行しかねていた。 しかるに、この秋、負傷して某所に湯治の際、思わずもある青年の痛ましい経験を聞いて、急に本書を綴ることを決心した。 世に行われているこの種の書は、多くはキリスト教的の性質を帯びているために、その教理を知らぬものには解し難い句がある。 また外国の書をそのままに翻訳したものも行われているが、これも、西洋思想に接している人にあらざれば解しえぬ句がある。 本書が既出の類書に比していささか特長とすべきは、文章の簡易な点と短き点とである、・・・】
そして、2003年11月10日『われ21世紀の新渡戸とならん』(イーグレープ発売 いのちのことば社) 発行される運びとなった。 序文の中で、【「所詮われわれには、死ぬときは『畳一枚ほどの墓場』しか残らない。『勇ましく高尚なる生涯』の生き様を見せるしかない。精神的デフレが進む現代、『愉快に過激にかつ品性』を合言葉に… 総合ビジョンを問い直す機会になれば幸いである。癌哲学の普遍化の第一歩である。】と記述した。







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